猫を特定の場所に近寄らせたくない時に用いる「猫除けマット」。無数のトゲがついたような形状をしており、踏めばひとたまりもないことは明らかですが……そんな猫除けマットを無効化してしまったのは、ラガマフィンのエマちゃん。

水槽の上のマットを、なんと体で持ち上げ、あろうことか被るようにして座っているではありませんか。飼い主さんが構えるカメラをジッと見つめるエマちゃんの、まさにしてやったりという表情もじわじわと笑いを誘います。

飼い主さん宅には他にもレイくん、ノーマンくんという2匹の猫も暮らしていますが、水槽の上にのぼるのはエマちゃんのみ。どうやらここはエマちゃんにとってお気に入りの場所であるようで、いくら対策をしても効果がないのだそう。

その目的はやはり水槽にあるようで、中にいる熱帯魚を眺めることがエマちゃんの趣味なのだとか。なるほど、そういうことでしたか。たしかに泳ぐ魚はきれいですから、ずっと見ていたくなる気持ちはよ~く分かります。

トゲつきマットもなんのその 猫ちゃんの好奇心の前になす術無し
(画像=『おたくま経済新聞』より 引用)

どんな障害があろうとも、意地でも水槽の上にのぼろうとするエマちゃんの固い意志に、さすがの飼い主さんもお手上げ。最近ではもはやあきらめ気味で、この状況をただ見守っているとのこと。

紅一点ながら、何にでも興味津々で、怖いもの知らずだというエマちゃんらしいと言えばらしい行動とも言えるでしょう。どんな障害があろうとも、エマちゃんの好奇心の前に、なす術はないのかもしれませんね。

<記事化協力>
ネコランドさん(@NEKOLAND13)

(山口弘剛)

提供元・おたくま経済新聞

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