こちらは、いつもマスクの重要性を強く主張している忽那先生の2019年の貴重な動画。

こちらはその一部画像。

「感染症の予防に繋がるという証拠はない」

と当時の動画でハッキリ言われています。

こちらもマスクの重要性を強く主張されている岩田健太郎先生。

「マスクは意味ないですね」

と当時はハッキリ言われています。

これらのご発言の裏には、前述の世界最高のエビデンス総本山「コクラン」さんの論文の影響があったのでしょう。

エビデンスの総本山のコクランさんが言った以上、一介の医師としてそれに反論するのはかなり難しいのが現実ですから。

世界のマスク信仰とマスク離れ

しかし…それにも関わらずその後のコロナ禍では世界中でマスクが推奨されたのは皆さんご承知の通り。

もちろん当時は甚大なコロナ感染被害の危機的状況(結果として日本ではそこまでなかったわけですが)があったわけで、

「何もしないよりは、根拠が薄いとしても何か対策を打ちたい!」

多くの人がそんなふうに考えても、それは仕方ないことだと思います。

事実、コロナ禍2年目にもなった2021年には様々なマスク研究論文が発表され、その中には「マスクが有効!」という論文も多数ありました。

日本の政府や専門家・マスコミは、そうした論文を根拠にしてこの3年間、すべての国民に「マスク推奨」を強固に主張してきました。

そのおかげか、日本人のマスク率が現在に至るまでほぼ100%に達したのは皆さんご承知の通りです。

一方、コロナ禍を一通り経験し終え、感染も一段落して久しい現在、欧米先進国含む世界各国では、もう殆どマスク姿の人を見なくなりました。

大谷翔平のメジャーリーグや、WBC世界大会の観客席(日本会場以外)を見ればそれも良くわかります。

その流れから、日本でも3月13日からマスクは「個人の自由」となりました。

あれ?なんとなく世間はどんどんマスクを外してゆくけれど…結局マスクは効果あるの?ないの?エビデンスはどうなったの?

2023年 最新のコクラン分析

ではエビデンスの総本山「コクラン」さんはこれについて現段階でどう思っているのでしょうか。

この1月、とうとうコクランさんが最新の分析結果を発表しました!

コロナ後の多数のマスク論文を含む、世界中の医学研究・医学論文を可能な限りすべて集積して分析した結果…!

「マスクを着けても着けなくても差はない」

とのこと(論文はこちら)。

「やっぱ変わらんのかーい!」

世界中の医療関係者がズッコケながら、「じゃ、今まで世界中でマスクしてなのは何だったの!?」と突っ込んだわけです。