「キャンプ×リモートワーク」一見すると相容れない組み合わせですが、私はキャンプ場でも仕事をした経験があります。ライターとしての経験を元に、今注目されているワーケーションやリモートワークについて解説し、読者さんからの質問にお答えします。

目次
読者さんからの質問にお答えします!
最近流行りのワーケーションとは?
どんなキャンプ場がワーケーションに向いている?
キャンプ場でリモートワークをする注意点
ライターの体験から「キャンプ×仕事」について
業種によってはキャンプ場でも仕事できる!

読者さんからの質問にお答えします!

【読者さんからの質問にお答え】キャンプ×リモートワークって成立する?ライターが実際に解説!
(画像=ライター撮影、『暮らし〜の』より 引用)

ソロキャンプの魅力をお伝えする連載を担当してから4ヶ月が経ち、読者さんからたくさんの質問を寄せていただけるようになりました。この場を借りてお礼申し上げます。

ソロキャンプはまだまだビギナーレベルですが、ファミリーキャンパーとしてはさまざまなフィールドでキャンプを楽しんできました。

キャンプ以外にも色々な趣味に挑戦したり、楽しんだりした経験は皆さんのお役に立てるのではないかと思っています。

キャンプとリモートワークって両立できる?

【読者さんからの質問にお答え】キャンプ×リモートワークって成立する?ライターが実際に解説!
(画像=出典:twitter.com、『暮らし〜の』より 引用)

桶井道さんから寄せていただいた質問は、「キャンプ場でリモートワークはできるのか?キャンプブームとこのご時世で増えたリモートワークを掛け合わせられるのか?」です。

質問にお答えするには、最近導入している企業が増えている「ワーケーション」について理解を深めておきましょう。そこから、私自身がライターとして、どのようにキャンプ場で仕事をしているのかについて解説します。

「キャンプ場でも仕事に取り組めないかな?」と考えている人は参考にしてみてください!

最近流行りのワーケーションとは?

【読者さんからの質問にお答え】キャンプ×リモートワークって成立する?ライターが実際に解説!
(画像=pixabay Photo byJulius_Silver、『暮らし〜の』より 引用)

ここ数年、リモートワークによる働き方が普及し、「ワーケーション」が注目されています。ワーケーションとは、仕事の「ワーク」と休暇の「バケーション」を組み合わせた造語です。

リモートワークが自宅やサテライトオフィスで業務を行うのに対して、観光地やリゾート施設などでリモートワークをすることとなります。

ワーケーションは、「仕事×休暇」と一見すると相反しているものを両立させようとする取り組みです。生産性の向上や休暇先への滞在日数を増やせるなど、メリットが大きい新しい働き方といわれており、企業・労働者ともに注目を集めています。

ワーケーション制度を利用して、いつもと違う場所で休暇を楽しみながら仕事に取り組むと、生産性も高まるでしょう。それに加えて、ストレスの軽減にもつながるとされています。

ワーケーションで得られるメリット

業務内容や仕事の進捗状況によっては、長期休暇を取れない人もいるかもしれません。ワーケーションで行える業務であれば、旅行先で仕事しながら滞在できるため、休暇を最大限伸ばすことにつながります。

そのため、業務の忙しさから短い期間しか休暇を取れない・旅行に出掛けられないといった従業員の不満やストレスを減らせることが大きなメリットです。

国内にある企業では、JALや日本マイクロソフト、サイボウズなどがワーケーションを導入しており、現在も導入しようとする企業は増加中。従業員としてもリフレッシュしながら働けたり、刺激を受けながら時間を過ごせたりと、効果を実感する調査結果も出ています。

ワーケーションの注意点

ワーケーションの注意点は、滞在先を選び、訪れたものの仕事に取り組める環境が整っていないことが挙げられます。いくつか環境面の例を挙げると、適切なWi-Fi環境がなかったり、机・椅子がそろっていなかったりする場合が考えられます。予約時に作業できる環境が整っているかを確認しておきましょう。

■仕事とプライベートを分けにくい

ワーケーションは仕事とプライベートの時間を分けにくいこともデメリットです。そのため、普段から仕事とプライベートをきっちり分けたい人には、ワーケーションの利用はあまり向いていないかもしれません。

そもそも、リモートワークが苦手な人はワーケーションに向いていない可能性が高いといえるでしょう。オフィスの方が捗る、出社しなければやる気が出ないと、場所が行動のトリガーになっている人にとってもあまり向いていない働き方かもしれません。

■ワーケーション制度があっても……

勤務先にワーケーション制度があっても、自宅などで仕事する人が多数を占めており、実際にワーケーションを利用している人は少数に留まるようです。ワーケーション普及まではもう少し時間が掛かりそうですが、企業・労働者。訪問先すべてにメリットがある働き方として広がって欲しいと思います。