イヤ、熊出るって

(画像=出典:o-dan,『暮らし〜の』より 引用)
道は山の中を通る一本道。
両サイドは深い森だ。
熊出そう…
イヤ、まじで熊出そうなのだ。
現に苫小牧駅で妻に電話をしたときに、さっきまでいた白老(しらおい)で熊が車にぶつかったと言っていた。
こんなところで熊が出たらどうしようもない。
車も通らないので助けも呼べない。
なぞに「なんまんだ~ナンマンダ~」とつぶやきながらペダルを回すしかなかった。
ホントは安平まで

(画像=撮影:ライター,『暮らし〜の』より 引用)
そろそろ日が陰ってきた。
寝床を決めてテントを張って、食事をすることを考えるとここら辺りが限界だ。
本当は安平(あびら)まで行こうと思っていたがまあいい。
もっと言うと出発前の計画では追分(おいわけ)まで行く予定だったが、予定は未定。
旅人よ 計画通りにいかない事が たくさんある とブルーハーツも歌っていたではないか。
もう10㎞も行くと早来(はやきた)がある。
とりあえずそこまで行って考えよう。