目次
クレープを作ってみよう!
さいごに ~クレープの思い出~

クレープを作ってみよう!

では、クレープを作ってみましょう!多少形が崩れても気にしないで、どんどん焼いてゆきましょう。

クレープ材料 

  • 小麦粉 250g
  • 卵 4個
  • 牛乳 500cc
  • 溶かした無塩バター 50g
  • 砂糖 20g
  • 塩 少々
  • バニラエッセンス、お好みの洋酒など 少々

作り方

  1. 小麦粉をボールに入れ、真ん中にくぼみを作り、卵を割り入れる
  2. 泡だて器で混ぜながら、牛乳を少しづつ加える(ダマを作らないように)
  3. 残りの材料を加え、よく混ぜる
  4. 生地を1時間ほどおいておく
  5. 熱いフライパンに少量のバターかオイルをひき、お玉ですくった生地を薄く広げて両面を焼き上げる

基本の生地を参考に、分量を調節したり、トッピングを工夫したりして、自分好みの味を見つけて下さい。2月2日のシャンドルールには、左手にコインを握り、もう片方の手でフライパンからクレープを高く放り投げて、上手くひっくり返せれば幸運が訪れる、と言われています。日頃から練習しておきましょう!

さいごに ~クレープの思い出~

ある日、友人宅の台所でお茶をしていると、急に彼女が「今日、孫を幼稚園に迎えに行く日だった!」と言うなり立ち上がり、大きめのカフェオレ・カップに、ささっと目分量で小麦粉と卵ひとつを割り入れ、牛乳を注ぎつつ泡だて器をカシャカシャして、あっと言う間に少量のクレープ生地を用意したのです。私はいつも、決まった分量をミキサーでガーっと混ぜてクレープ生地を作っていたので、この光景は新鮮な驚きでした。

思い出せば、私の義母も生地作りはいつも目分量、いや混ぜた感触分量。家族が集まる時のクレープ作りは必ず彼女の役目で、いつもはりきって大量に作ってくれました。集まった孫の中には「やらせて!」と言い出す子も必ずいて、三世代でわいわいと楽しかった。これはきっとフランスではよくある日常のひとコマなんでしょう。きっとクレープは、たくさんのフランス人の、幸せな幼少期の思い出と結びついているに違いない、、、

フランスのソウルフード:クレープ!
(画像=『たびこふれ』より引用)

なんたって太陽の色と形をしたお菓子、作って食べると心が温まることうけあいです。

Bon appétit!ボナペティ、美味しく召し上がれ。

文・写真・原田さゆり/提供元・たびこふれ

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