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水辺に神々が宿る「カンボジアのガンジス川」の源流:クバールスピアン
見どころ1:巨大砂岩が取り囲む、天然アスレチックさながらの山道

水辺に神々が宿る「カンボジアのガンジス川」の源流:クバールスピアン

カンボジアが誇る水辺のパワースポット!プノンクーレン、クバールスピアンを訪問
(画像=『たびこふれ』より引用)

プノンクーレンを一通り堪能したら、車で北西へ30kmほど移動し、2つ目の遺跡、クバールスピアンを訪れましょう。

現地のクメール語で「頭の橋」という意味を持つクバールスピアンは、11世紀初頭に開かれたシェムリアップ川の源流にあたる遺跡です。

インドやヒンドゥー教の宇宙観に多大な影響を受けていたアンコール王朝時代には、シェムリアップ川は聖水が流れるガンジス川に、クーレン山(プノンクーレン)はヒマラヤ山脈になぞらえられていたそう。

クバールスピアンは、病気の治癒や幸福をもたらすとされる「カンボジアのガンジス川」が湧き出る場所なのです。

見どころ1:巨大砂岩が取り囲む、天然アスレチックさながらの山道

カンボジアが誇る水辺のパワースポット!プノンクーレン、クバールスピアンを訪問
(画像=『たびこふれ』より引用)

見どころのある山頂までは、勾配のある山道を40分ほどかけて登っていきます。トレッキング気分で頂上を目指す過程も、クバールスピアン鑑賞の醍醐味といえるでしょう。

山道の両脇には巨大な砂岩、絡みつく木の根や枝、うっそうと茂る木々。

自然界のものたちが共演する世界には、生命力がみなぎっています。

アンコール遺跡の中でも観光客が多くない穴場遺跡であるため、静けさと新鮮な空気をじっくりと味わうことが可能。

山道の勾配はややきつく、息切れしてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、水分補給をしつつ、休み休み進んでいきましょう。