目次
見どころ1:聖なる水が降り注ぐ大小の滝壺
見どころ2:川底でパワーをみなぎらせるリンガ・モイポワン(1000本リンガ)

見どころ1:聖なる水が降り注ぐ大小の滝壺

カンボジアが誇る水辺のパワースポット!プノンクーレン、クバールスピアンを訪問
(画像=『たびこふれ』より引用)

湧き水で有名なプノンクーレン。

プノンクーレンの水は「Kulen」という商標でミネラルウォーターとしても商品化されています。

山道を登りきったら、最初に大小2つの滝壺を訪れましょう。

滝壺は聖水に直接触れられる場所であり、パワースポットとしても親しまれています。休日になると、家族や友人と連れ立って訪れる地元の人々で賑わいを見せる場所です。

カンボジアが誇る水辺のパワースポット!プノンクーレン、クバールスピアンを訪問
(画像=『たびこふれ』より引用)

滝に打たれる人、目を閉じ、耳を澄ましてメッセージが降りてくるのを待っているような人々の姿も。

周辺は、水の精が見えそうなほど神秘的な雰囲気。

水遊びを楽しみたい方は、水着を用意していきましょう。

滝壺から少し南の駐車場付近にある、横たわるヴィシュヌ神と蓮の花の上で瞑想するブラフマー神を描いた水中遺跡にも注目です。

カンボジアが誇る水辺のパワースポット!プノンクーレン、クバールスピアンを訪問
(画像=『たびこふれ』より引用)

見どころ2:川底でパワーをみなぎらせるリンガ・モイポワン(1000本リンガ)

カンボジアが誇る水辺のパワースポット!プノンクーレン、クバールスピアンを訪問
(画像=『たびこふれ』より引用)

滝壺から川沿いを1.5kmほど南下すると、川底におびただしい数の円形が見えてきます。

これらは一体何だと思いますか?

正解はリンガです。破壊と再生を司るシヴァ神または男性器のシンボルであり、多産・豊穣を願ってヒンドゥー教の寺院内に彫像として祀られることがあるリンガ。

アンコール遺跡群の中でも、円筒のような形状で繰り返し現れるモチーフですが、プノンクーレンのリンガは単純化された円形で表現されたもの。

密集した様子が迫力を感じさせてくれます。

なぜ川底に無数のリンガを彫ったのかというと、リンガの上を通った水は清められると信じられていたからなのだとか。

ここで王朝中の国土を潤す聖水が生み出されていたのですね。