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3月15日、国際親善試合(キリンチャレンジカップ2023)に挑む26人のサッカー日本代表メンバーが発表され、ついに始動する第2次森保一監督体制。3月24日にウルグアイを国立競技場に迎えての初戦、28日にコロンビアとのヨドコウ桜スタジアムにての対戦を控え、再び次の2026年FIFAワールドカップ(W杯)への長い道のりを歩み始めることとなった。
日本代表はカタールW杯で強豪国を相手に善戦。指揮官が続投となったことや、選出されたメンバーにこれまで貢献してきたベテラン選手の名がないことなどから、初陣の注目度も高いものとなるだろう。初戦から強豪ウルグアイを迎えての新体制お披露目となるわけだが、過去の初陣を見ても中南米やアフリカなどの強豪国との試合が多い。
ここでは、次回のW杯でさらなる躍進が期待される日本代表の初陣を前に、直近5人の代表監督下における強豪国との初陣を振り返る。
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アルベルト・ザッケローニ監督(2010-2014)
- 初試合日:2010年10月8日
- 対戦相手:アルゼンチン
- 結果:日本1-0アルゼンチン
MF本田圭佑、MF香川真司、FW岡崎慎司らが主力となり活躍したアルベルト・ザッケローニ監督下の日本代表は、初戦でアルゼンチンと戦い勝利している。初陣からW杯までスタメンに大きな入れ替わりがないことから、一貫したコンセプトのもとで歩んだ4年間だったと言えよう。
初戦の相手となったアルゼンチンは、FWリオネル・メッシやFWカルロス・テベスら主力選手も名を連ね、日本にとっては難しい試合展開も予想された。実際、メッシを軸に幾度となく決定機を作られ守備の時間が長かったことも事実だ。しかし、試合開始直後から日本の攻勢も見られ、高い攻撃への意識の甲斐もあり、ミドルシュートのこぼれ球を押し込む岡崎らしい得点で先制。その後もアルゼンチンの猛攻に耐え、史上初となるアルゼンチンに対する勝利を飾っている。
初のイタリア人指揮官を迎えてのこの初戦は、日本のサッカーファンにとって、歴史的な勝利とともにW杯という大舞台でも夢を見させてくれるような、期待の高まる初陣だったと言えるだろう。
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