ウキ釣りは餌が大切
基本的には生き餌を使おう
ウキ釣りでアオリイカを釣る場合は生きている状態の豆アジや鯛の稚魚などの小魚を使います。そのため、イカ釣り用の針には小魚を取り付けるための小さな針が必ず付いています。
餌を確保するには釣具店で生き餌として豆アジを購入するか、現地でサビキ釣りなどで釣る方法が一般的です。そのため、イカ釣りをする場合は釣り上げたり購入した小魚が死なないように事前にエアーポンプとバケツなどの容器を必ず用意しましょう。
■死にアジでも釣れる
春や秋などシーズンが合っていたり、アオリイカが狙える場所なら塩漬けにされた死にアジでも釣果が出るとされています。ただし死にアジは生き餌よりも釣果は出にくくなるため、できるだけ生き餌を使うというのもコツの一つと言えるでしょう。
生き餌の取り付け方をご紹介
餌の取り付け方は、ジグヘッドにワームを取り付けるようにアジの鼻の部分に針を通すだけです。また、仕掛けによっては背中に針を通す場合もあります。鼻に針を通すとよく泳ぎ、生き餌は長生きしますが身切れしやすくなります。反対に背中に針を通すと身切れしにくくなりますが、生き餌が弱りやすいため注意しましょう。
最初は背中に針を通して、アタリが来ない場合は鼻に針を通すという風に状況に応じて使い分けてみるのもおすすめです。
アオリイカを釣りあげるためのコツ2選
1:小魚がいる深さを狙う
アオリイカのウキ釣りで大切なのは小魚が回遊している深さに合わせることです。ラインとウキの間にあるウキ止め糸をずらして調整しましょう。しばらく同じ深さで挑戦していてアタリが来ない場合はウキ止め糸をずらして狙う層を変えてアタリを待ちましょう。
2:アタリは慎重に合わせる
魚と異なりアタリを慎重に合わせないとアオリイカは釣れません。アオリイカは餌を抱きかかえた後、一定の深さまで引っ張っていきます。そのため沈み始めてウキが完全に止まるまで待つことが重要です。ウキが沈み始めた時にラインと仕掛けが水平になるように竿を立てて浮きが沈んで止まったら合わせましょう。
■竿が折れないように注意
力いっぱい合わせないというのは非常に重要です。重たいイカだとエギングロッドや磯竿が折れる可能性があります。また、小さいイカだと身切れしてしまう可能性もあります。そのため弱い力で合わせるようにしましょう。