目次
ハウスメーカーに土地探しを依頼するデメリット・注意点
ハウスメーカーで土地探しする際の確認ポイント

ハウスメーカーに土地探しを依頼するデメリット・注意点

土地探しをハウスメーカーに依頼する注意点とは?土地探しに強いメーカーもご紹介!
(画像=『工具男子』より 引用)

ハウスメーカーに土地探しを依頼することにはさまざまな利点がありますが、逆にデメリットや注意すべき点も存在します。

デメリット・注意点①土地探しに力を入れていないハウスメーカーもある

まず、ハウスメーカーの中には、土地探しに対応していないところもありますので、注意が必要です。

系列の不動産会社を持たず、土地の分譲も行っていない建築会社は、土地探しにあまり積極的でなかったり、得意でなかったりする可能性が高くなります。

その理由は、すでに土地をお持ちのお客様よりも、土地を探して土地から家を建てる方が手間と時間がかかるからです。

一方で、土地の仕入れ担当者のいるメーカーもあります。土地も含めて相談したいなら、土地探しにどれだけ強いメーカーか確認するのがおすすめです。

デメリット・注意点②基本的に土地探しと建築依頼はセットになる

土地探しをハウスメーカーに依頼する注意点とは?土地探しに強いメーカーもご紹介!
(画像=『工具男子』より 引用)

ハウスメーカーに土地探しを依頼する場合、基本的に土地探しと建物の発注はセットになっています。複数のメーカーに相談し、良い土地が見つかってから建築を断られることがないよう注意が必要です。

まずは家づくりの観点から工務店を選び、土地探しの観点からニーズに合った工務店に相談することをおすすめします。

デメリット・注意点③不動産屋より時間がかかる

土地探しをハウスメーカーに依頼する注意点とは?土地探しに強いメーカーもご紹介!
(画像=『工具男子』より 引用)

ハウスメーカーも土地情報をストックしていますが、お客様のご要望に沿った最新の土地を探すには時間がかかります。

ハウスメーカーに要望を伝えてから土地探しを依頼し、1週間後の打ち合わせで土地の提案がなされるケースが多いようです。

不動産屋さんに行けば、その場で土地情報を教えてくれることが多いのですが、ハウスメーカーの場合は1~2週間程度余分に時間がかかることが多いでしょう。

ハウスメーカーで土地探しする際の確認ポイント

土地探しをハウスメーカーに依頼する注意点とは?土地探しに強いメーカーもご紹介!
(画像=『工具男子』より 引用)

実際に候補地が見つかったら、どんなポイントをチェックすればいいのでしょうか。駅からの距離や周辺施設などの利便性は目につきやすいですが、見落としがちなポイントもあります。

ここでは、土地探しの際に確認すべきチェックポイントをご紹介します。

ポイント①面積・形状

土地の面積や形状によって、建てられる建物の大きさやレイアウトが変わります。長方形や正方形の土地は、敷地を効率的に使うことができ、シンプルな形の建物を建てることができるので、建築コストを抑えやすいでしょう。

「旗竿地」などの変形地は相場よりも安くなっています。設計の工夫次第では理想の家を低コストで実現できることもあります。

ポイント②法規制

土地探しをハウスメーカーに依頼する注意点とは?土地探しに強いメーカーもご紹介!
(画像=『工具男子』より 引用)

土地にはさまざまな建築規制があるため、希望通りの家が建てられるかどうか、細かく確認するようにしましょう。

地域によっては、用途地域のほか、土地に対する建物の大きさを定めた「容積率・建ぺい率」、建物の色や高い壁の禁止など細かい仕様がある「都市計画」などがあります。

ポイント③地盤

また、自然災害の多い日本では、地盤の安全性を確認することも重要です。地盤が不安な場合は、改良工事を行う必要があり、費用がかさむこともあります。

地盤の頑丈さや角度、埋立地の有無、海抜(地盤高)の確認が重要です。また、国土交通省の「ハザードマップ・ポータルサイト」の「わがまちハザードマップ」で災害リスクの高さを確認し、万が一に備えるようにしましょう。

ポイント④周辺環境

土地探しをハウスメーカーに依頼する注意点とは?土地探しに強いメーカーもご紹介!
(画像=『工具男子』より 引用)

土地の周辺にスーパーや病院、市役所、銀行など日常生活に便利な施設が揃っているかは大切です。子育て世代の方は、土地から保育施設や教育機関までの距離、通学の利便性、治安の良さなどを確認することも必要でしょう。

また、これから建てる家は、10年、20年というスパンで住むことになります。子どもができたとき、親と同居するときを想定して、必要な施設を洗い出し、利便性をチェックしましょう。

街の雰囲気を知るには、朝・昼・夜と時間帯を変えて周辺環境を調べるのがおすすめです。地域によっては、時間帯によって町の雰囲気が変わることもあるので、しっかりチェックすることでミスマッチを防ぐことができます。