注文住宅などを建てる際に悩みがちなのが、住宅ローンをどんなものを使用するかという点です。全体的な支払額や月の返済額など、無理のない範囲に収めるためにも気になる部分は多いことでしょう。そこで今回は、お勧めの住宅ローンや選び方の基準などについてご紹介します。

目次
住宅ローンの金利タイプ
住宅ローンを選ぶ4つの基準

住宅ローンの金利タイプ

住宅ローンおすすめランキングを大公開!住宅ローンを選ぶ4つの基準は?
(画像=『工具男子』より引用)

住宅ローンを選択していく中でも、金利がどういったものになっているかで全体的な支払額なども異なってきます。まずは、住宅ローンにある主要3種類の金利タイプとそれぞれの特徴から見ていきましょう。

金利タイプ①変動金利

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(画像=『工具男子』より引用)

まずは、変動金利型と呼ばれているものになります。名称の通り融資をしての返済期間の中で金利が変動していく方式となっており、日本銀行の政策金利による短期プライムレートを基準として金利が策定されていきます。

金利の低い時ならば支払いの必要となる利子分が当然ながら少なくなりますので、全体の負担を抑えることができるという利点が生じます。しかし、将来的に利率が高くなると今度は負担が高くなるというリスクもあります。

変動する際には金利を半年ごとに見直しがされるわけですが、住宅ローンに関しては5年ごとに返済金利の見直しを行う方式となっていますので、変わったとしてもすぐさま返済金額に影響が及ぶわけではありません。

金利タイプ②当初固定金利

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(画像=『工具男子』より引用)

続いては、当初固定金利型というものです。別名を固定金利選択型とも呼ばれていて、最初は固定金利型でその後に変動金利が固定金利かを選択することができる方式です。固定金利は、変動金利とは違って最初から利率が決まっている方式です。

固定期間中は市場金利の影響がなく、毎月の返済金額に変更が出ることもありません。そして、2年や3年、5年、10年などといったように金融機関や商品によって最初の固定金利になる期間は異なっています。

ただし、金利タイプを期間経過後に選び直すときには適用される金利がその時点でのものとなり、借入当時の金利にはなりません。また、固定期間終了後に変動金利を選択すると、125パーセントルールは適用されません。

金利タイプ③全期間固定金利

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(画像=『工具男子』より引用)

そしてもう1つが、全期間固定金利というものです。日本銀行の金融政策等によって金利に変動が生じ不安定な部分もある変動金利型に対して、こちらはローンを組む際に最初から最後まで金利が一定に定まっています。

よって返済期間中は金利が上下することが無く、10年を満期とする国債の利回りを基準に利率が決められます。変動が無い分、一定以上の利率が高くなったりといったリスクを抱える必要が無くなります。

ただし、変動金利制と比較すると基本的には利率が高めに設定されています。借り入れ当初から金利が変わりませんので将来的な返済の計画見通しが立てやすいといった利点もあります。

住宅ローンを選ぶ4つの基準

住宅ローンおすすめランキングを大公開!住宅ローンを選ぶ4つの基準は?
(画像=『工具男子』より引用)

様々な住宅ローンや商品内容が並べられている中で、基準としてまずは金利の高低を見てみましょう。当然金利は重要で低ければその分利用する側が支払う総支払額が少なくなるので、小さいに越したことはありません。

続いては、サポート力です。これはローンの申し込みを行ったものに対しての金融機関等の対応力を指しており、初心者であっても安心して利用できるローンをしっかり紹介してくれるかどうかが重要となります。

住宅ローンおすすめランキングを大公開!住宅ローンを選ぶ4つの基準は?
(画像=『工具男子』より引用)

特典というのも重要で、住宅ローンを利用することによって各金融機関が用意している特典を得られるというのも分かれ道になってきます。どのような恩恵を受けられるかに関しては商品や金融機関によって違います。

そして、安全性や信頼性も大切です。返済をしている途中で破綻が発生するようなところを選択するなどもってのほかですから、十分に吟味をするのをおすすめします。