今後は技術投資に加え、「ESG AI Labo」の立ち上げによるR&Dも強化

今後は、人事系のデータなど各子会社や地域ごとに異なるデータベースに散在していて収集が難しかったESGデータを子会社や地域などのバウンダリ毎に集計する機能や、ESG情報の分析を可能にするダッシュボードの開発を行っていきます。

これらの開発を通して、上場企業のサステナビリティ部門に留まらない全社ベースでの利用や、日本法人の海外支社、また現地法人における活用を目指します。

また当社では中長期的なR&D強化にも着手しており、このたび「SmartESG AI Labo」の立ち上げも発表しました。

より専門性・技術力の高いAIエンジニアやESGコンサルタントが集うAIラボで、AI・機械学習をベースとしたより高度な技術開発を行い、その中で得たESGインサイトを「SmartESG」を通じて提供していく予定です。

<著者プロフィール>

杉本淳
シェルパ・アンド・カンパニー株式会社
代表取締役 CEO

慶応義塾大学卒業後、証券会社の投資銀行部門で国内外の大型M&A・資金調達案件や、IR・コーポレートガバナンス周りでのアドバイザリー業務に従事。2019年9月にシェルパ・アンド・カンパニーを創業。