ESGへ取り組む企業の現状と課題

ESG経営へのシフトを推進するために、多くの企業でサステナビリティ部門の新設などの取り組みが進んでいます。

企業はこれまで決算書などの書類を通じて財務情報の開示を行ってきましたが、ESG・非財務情報は統合報告書やサステナビリティレポート上での開示が必要とされています。

これらの情報開示を適切に行うにあたって、社内に蓄積されたESG・非財務情報を正確に把握・分析し、効果的な施策と改善を行うことが求められています。

しかし、環境データや人事データ、ガバナンスに関連する非財務情報は様々な部署に散在しており、またESG評価機関への対応の負担やスコアリングのブラックボックス化により、ESG情報開示やESGスコア向上のための取り組み全般に対して負担を感じている企業が多く存在します。

当社は、ESG情報開示支援クラウド「SmartESG」によって、企業のESG経営のベストプラクティスの確立を目指し、経済価値・社会価値の創造とサステナブルなビジネスの両立を実現します。

「SmartESG」でESGデータを効率的に管理・改善

「SmartESG」は、社内のESGデータを一元化し、企業のサステナビリティ活動の分析と改善を可能にするクラウドサービスです。

「SmartESGワークフロー」によって外部評価機関や取引先から寄せられる情報開示依頼やアンケート回答作業を大幅に効率化し、社内に点在するESGデータを「SmartESGデータベース」に集約します。

また、集約したESGデータを「SmartESGマトリクス」により、各評価機関・開示基準が求めるESG主要項目毎にマッピングし、共通度合いや重要度を明らかにします。

その上で、「SmartESGベンチマーク」によりベンチマーク企業の独自スコアリングと開示ベストプラクティスの特定を行い、導入企業様の市場からのESG評価の向上を促します。

SmartESG導入企業からは、

「ESG情報開示の作業全体にかかる工数の50%程度の削減効果が見込まれています。またAIベンチマーク機能により、他社が市場から評価されているESG情報開示のベストプラクティスを瞬時に把握することができるので、自社の情報開示の向上に非常に役立っていると感じます。」

といった声が集まっています。

VCの当社への期待は?

VCは当社のようなビジネスに対してどのような期待を抱いているのでしょうか。SmartESGについて、グローバル・ブレイン ジェネラルパートナーの立岡恵介氏は、以下のようにコメントしています。

「企業経営におけるESGの重要性が急速に高まる中、複雑化・サイロ化する企業の対応を助けるテクノロジーが不足しています。今後も世界が持続可能な社会の実現を目指す限り、信頼できるESGデータとテクノロジーを必要とする企業がますます増えることは容易に想像のつくことでしょう。

SmartESGは、最適化されたワークフロー、一元化されたESGデータ、AIを用いた洞察の提供を通じて、ESG経営を通じた企業の価値創出を支援することができます。未来の企業経営に不可欠なサービスとなって、持続可能な社会を支えるインフラの一つになることを期待しています。」