偏差値UPの先に目指す学校の未来

——今後は、東葉高等学校をどのようにしていきたいとお考えでしょうか。

私は小学生の時からヤクルトファンなんですが、昔のヤクルトはとても弱かったのです。下位の球団が順位を上げるには、3連戦を2勝1敗で戦っても差は縮まりません。3連戦連勝しないと逆転できないのです。

偏差値も同じで、少し上がると学校も安心してしまい、改革の手を止めて元に戻ってしまうことが多いです。また、偏差値が上がると難易度も上がるため、受験生が減って次の年は偏差値が下がってしまい、1勝1敗となることが多いです。しかし、私は3連勝しか考えていません。

そのためには、毎年連続して100個の新しいチャレンジをしていくことが大切です。これが偏差値アップの秘訣だと考えております。

また、当校は飛躍的な成績の伸びを見せていますが、進学校にしようとは思っていません。
これからの時代を生き抜くためには、ただ大学に合格することだけではなく、起業してビジネスができる人間になって欲しいと私は考えています。

「お金を儲ける」というと、日本ではイメージが良くありませんが、国際社会においてもっと貪欲さが必要だと考えています。その延長線上に大学進学があるのです。それには、勉強だけでなく部活動にも力を入れていきたいと考えています。

現在、ダンスドリル部は全国優勝、テニス部は全国大会出場など結果を出している部活が増えてきました。限られた時間の中で部活動を行うためには、効率的な学習が必要です。そのためにも、MonoxerをはじめとしたICT教育の存在が必要不可欠だと思っています。

<インタビュイープロフィール>

西村 桂 先生
東葉高等学校
校長

市川中学校・高等学校に33年間勤務。同校で広報部長、学年主任などを歴任。2016年4月、東葉高等学校に副校長として着任。翌年、校長に就任。2018年3月、千葉大学教職大学院スクールマネジメント科修了。

 

菅原 直弥 先生
東葉高等学校
英語科教師

中央大学文学部英語文学文化専攻卒業。Monoxer導入。グローバル教育責任者。当校の英語教育の発展に貢献。現在は英語教授法(TESOL)など応用言語学を研究。

<著者プロフィール>

中村大志
モノグサ株式会社
広報

2013年新卒で株式会社マイナビ入社。求人広告の営業に従事した後、2015年より食品・ヘルスケア専門のPRエージェンシーに入社して食品やサプリメント等の商材のPR業務に従事。2020年にモノグサ株式会社へ1人目の広報担当として入社後、自社と提供しているプロダクト「Monoxer」の認知向上と支持者の増加に向けて、PR活動を担当している。