ペイディに何かデメリットはないの?

ここまでペイディの使い方やメリットばかり紹介してきましたが、何かデメリットはないのでしょうか?

ペイディで考えられるデメリットとしては、まず、決済してもポイント還元やキャッシュバックがないことです。

ペイディでいくら買い物してもポイントは貯まらないので、クレジットカードやスマホのQRコード決済のようにお得感は感じられないかもしれません。

ただし、Amazonでペイディを利用すると最大5%還元されるキャンペーンが実施されています(2023年2月現在)。このように、ペイディではなくオンラインショップ側でのポイント還元などは期待できるでしょう。

あと払いペイディ(Paidy)の使い方とメリット&デメリットを解説
(画像=(Image:amazon.co.jp) こちらはAmazonで実施中のペイディ払いのキャンペーン。5%還元されるのは1万2,000円以上の場合で、月最大1,500ポイントまでですが、このようなキャンペーンを利用することで得することは可能です(画像はAmazon公式サイトより転載)、『オトナライフ』より 引用)

2つ目は、口座振替以外の方法で支払うと手数料がかかってしまうことです。とくにコンビニ払いは毎月356円も取られますし、「すぐ払い」でのコンビニ払いは1回につき356円かかるので、あまりおすすめできません。

銀行振込も、銀行ごとに数百円の手数料を取られますが、ネット銀行では月数回は手数料を取られない場合も多いので、他行宛振込手数料を無料にすることも可能でしょう。

3つ目は、ペイディの支払い期限を過ぎると延滞金が発生してしまうことです。毎月翌月10日がペイディの支払い期限ですので、忘れずに支払わないと損してしまいます。

最後に、これはクレジットカードにも言えることですが、ペイディはあと払いなので、どうしても使いすぎて月末にお金が足りなくなる場合があることです。

その場合は、ペイディ公式アプリの「予算を設定する」などの機能を使って確認すれば、ある程度は使いすぎを防げるでしょう。

ペイディ公式アプリで予算を設定する手順

あと払いペイディ(Paidy)の使い方とメリット&デメリットを解説
(画像=まず、ホーム画面で「予算を設定する」をタップ(左写真)。0円~25万円の幅でスライダを動かして「予算を設定する」を押せば、使いすぎを抑制できるでしょう(右写真)、『オトナライフ』より 引用)

まとめ

今回は、あと払いサービスの「ペイディ」について解説しましたが、いかがでしたか? 

ペイディの利用方法は簡単ですし、クレジットカードがなくても数多くのオンラインサービスで手軽に買い物ができ、しかも、支払いはまとめて1カ月後になるので、筆者はなかなか利用価値が高いサービスだと感じました。

また、Apple Storeで高価なiPhoneなどを購入するときも、「ペイディあと払いプランApple専用」を利用することで、分割払いの金利を0%にすることも可能です。

ただし、ペイディを利用してもポイントは貯まりませんし、支払いを忘れると延滞金を取られることもあります。ペイディを利用するときは、使い過ぎに十分注意して計画的に買い物をしましょう。

文・藤原博文/提供元・オトナライフ

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