(2)無印良品のぬか漬けのつくり方
発酵ぬかどこの袋の裏面には、つくり方が丁寧に書いてある。どのくらいの大きさに野菜を切ったら良いか、どのくらいの時間漬けたら良いかも、イラスト入りで分かりやすく書かれてるため初心者にも安心だ。
これなら全くぬか漬けづくりの工程を知らない人でも、迷うことなく始められる。

つくり方は驚くほど簡単で、ぬか漬けにしたい野菜を選んで適当な大きさに切った後、ぬかどこの袋に入れて冷蔵庫の中に保管して漬ければ良い。
それだけでぬか漬けができるとは、あまりにも簡単すぎて「本当にぬか漬けができるのだろうか」と正直疑ってしまった。

楽しみと不安少々の記念すべき1回目のぬか漬けは、王道の野菜たちに加えて口コミで評判の良かったゆで卵を漬けてみることにした。


発酵ぬかどこの袋を開けると、ぬか独特の香りが漂ってきて楽しみが倍増した。野菜をぬかに埋めるようにして漬けていく。

夜に漬けてから待つこと12時間。野菜によってはまだ時間が足りないものもあるが、待ちきれずに少し早めに取り出した。
野菜に付着したぬかをサッと水で流し一口大に切って盛り付けてから家族で食べてみると、家族全員一致で「これは美味しい」という感想が上がった。
初めてぬか漬けを食べた子どもも「美味しい、おかわり」と言い、普段苦手でなかなか手を付けない人参もむしゃむしゃと食べたのには驚いた。
どの野菜も美味しく、初めて食べたゆで卵のぬか漬けも期待以上に美味であり、燻製に似たような香りは酒のつまみにも最高だ。
筆者は、次にチーズも試してみたいと企んでいる。

初回に漬ける際は、野菜から水分が出ていない状態のためしょっぱい可能性もある。好みもあるが、少し漬ける時間を短めにするのがおすすめだ。
筆者は待ちきれず早めに食べたのだが、逆にそれがちょうど良い塩梅だったようで、2回目以降は野菜から水分が染み出てきたので通常の漬け時間でベストだった。