ギリシャは国土に3,300もの島々を持つ島の国だとご存知でしたか?ギリシャを取り囲む海は、半島東南部に広がるエーゲ海、そして西部に広がるイオニア海があり、いずれも地中海域の一つです。エーゲ海の中央に浮かぶ島、キクラデス諸島の中でもサントリーニ島やミコノス島はかなりメジャーですが、そのちょうど間にあるのがパロス島です。

アジア人にはあまり知られていませんがヨーロッパ人に人気のリゾート地で、他の島々に比べて喧騒はなく、白い街並みとディープブルーが印象的などころ切り取っても美しく絵になる島です。

前回のギリシャ旅行記【その1】ケファロニア島編に続き、今回はギリシャのパロス島をご紹介いたします!

目次
パロス島ってどんなところ?
どこを切り取っても絵になる美しい島

パロス島ってどんなところ?

ギリシャ旅行記【その2】パロス島はどこを切り取っても美しいエーゲ海に浮かぶ島
(画像=<港沿いにある可愛らしい石造りの小さな白い教会>、『たびこふれ』より引用)

パロス島はかつて大量に大理石を発掘していたことで知られており、当時は島の主要な富の源だったそうです。紀元前6世紀頃から各国へ輸出されていて、「ミロのヴィーナス」など古代ギリシャを代表する彫刻に使用されていました。パロス島はパリキアとナウサの市街地があり、島の周囲には多くの美しいビーチが点在しています。

パロス島の中心となるパリキアはフェリーターミナル、バスターミナルがあり、島の北西海岸の湾にあたります。パリキア港はエーゲ海諸島の重要港で、アテネの港をはじめピレウス島やクレタ島、さらにナクソス島、イオス島、サントリーニ島、ミコノス島といった島々に毎日船が出ています。

パロス島を拠点に日帰りで他の島へも足を運んでみるのも良いですね。

パロス島へのアクセスは、アテネから飛行機で約40分、フェリーで約4時間半。

フェリー内は売店もあり全席指定で快適ですが、私が乗った日はかなり強風だったため揺れが激しかったです、船酔いする方は酔い止め薬を飲んでおいたほうが良いと思います。

ギリシャ旅行記【その2】パロス島はどこを切り取っても美しいエーゲ海に浮かぶ島
(画像=<アテネ港から"スーパースピード"というフェリーに乗船>、『たびこふれ』より引用)

またパロス島は、アメリカの旅行雑誌「Travel+Leisure」(2018年7月発行)で、"ヨーロッパ・ベスト10アイランド"ランキングで1になったそうです。

どこを切り取っても絵になる美しい島

パロス島はパリキアとナウサの市街地があり、旧市街は沢山のレストランやカフェ、お土産屋で賑わっています。迷路のような入り組んだ路地へ一歩入ると、白い石畳の家々がひしめき合うように並んでいて、その光景の中に地元の方の生活も垣間見ることができます。

ギリシャ旅行記【その2】パロス島はどこを切り取っても美しいエーゲ海に浮かぶ島
(画像=<ブーゲンビリアの鮮やかなピンクが息をのむほど美しい>、『たびこふれ』より引用)
ギリシャ旅行記【その2】パロス島はどこを切り取っても美しいエーゲ海に浮かぶ島
(画像=<パリキア旧市街/かわいいお土産屋さんがたくさんあります>、『たびこふれ』より引用)
ギリシャ旅行記【その2】パロス島はどこを切り取っても美しいエーゲ海に浮かぶ島
(画像=<パリキア旧市街/おしゃれなカフェレストラン>、『たびこふれ』より引用)
ギリシャ旅行記【その2】パロス島はどこを切り取っても美しいエーゲ海に浮かぶ島
(画像=<パリキア旧市街/ブルーのドアがなんともかわいらしい石造りお家>、『たびこふれ』より引用)

ギリシャの強い日差しに目の覚めるような真っ青な青空と、真っ白な石造りの家や路地とのコントラスがとても美しく、時間を忘れていつまでも散策していられます。

ギリシャ旅行記【その2】パロス島はどこを切り取っても美しいエーゲ海に浮かぶ島
(画像=<路地を歩いているとあちこちで遭遇するかわいい猫>、『たびこふれ』より引用)