エバステル
こちらも定番『エバスチン』。病院ではよく「エバステル」として処方されます。こちらも、病院処方と同じ量のエバスチン5mgを含むものが薬局・通販で買えますね。こちらも1日1回です。
ザジテン
こちらも医者が出す薬の定番「ザジテン」と同じ名前の「ザジテンAL」です。成分量も1カプセル中ケトチフェン1mgで、病院の薬と同じです。こちらは1日2回です。
クラリチン
こちらは比較的新しい薬で、市販薬は2019年に販売が開始されています。成分はロラタジン。やはり処方薬と同じロラタジン10mgが市販薬でも同じ含量で売られています。1日1回の内服です。
◎ 点鼻薬
点鼻薬には大きく分けて
・抗アレルギー薬 ・ステロイド薬 ・血管収縮剤
の3種類があります。
6. 抗アレルギー点鼻薬(販売中止)多くの内服薬と同じく「抗ヒスタミン」の成分が入っている(つまり内服薬と同じ系統の)点鼻薬です。薬局・Amazonで買えるものとしては、以前、「ザジテン(ケトチフェン)」がありましたが、現在販売中止になっています。
他に、「病院処方と同じ市販薬」は見当たりませんでした。
Amazonで見る(販売中止)↓
- ステロイド点鼻薬
これは多分医師にもあまり知られていないかも(知らなかったのは僕だけかもですが…)実は薬局・通販で買える点鼻ステロイド薬がけっこうあります。
点鼻(正確には鼻噴霧用)ステロイド薬は、医師のマニュアル的存在の『鼻アレルギー診療ガイドライン〜通年性鼻炎と花粉症〜』の中でも、比較的安全性も保たれつつまた十分な効果も認められるということで推奨されております(即効性こそ後述する「血管収縮薬」に劣りますが)。
そして、医師がよく処方するステロイド点鼻薬「フルチカゾンプロピオン酸エステル(フルナーゼ)」「ベクロメタゾンプロピオン酸エステル」は、薬局・通販で買える薬として流通しています。どれも、病院で医師から処方されるステロイド点鼻薬と同じ成分が「処方薬と同濃度」入っています。
<フルナーゼ(フルチカゾンプロピオン酸エステル)>
こちらは処方薬の定番フルナーゼ。2019年に市販薬として発売されています。2023年2月時点で、Amazonでは販売はされていないようですが、楽天では販売されています。
ただ、こちらの薬は「第1類医薬品」となっておりまして、ポチっただけでは買えません。先方の薬剤師さんとメールで問診のやり取りをしてから、ということになります(それだけ信頼感はあるかもしれません)。
「ちょっとめんどくさい」という方は薬剤師さんの居る薬局では売っておりますので、リアル店舗でお求めください。
他の2剤はAmazon/楽天市場でも販売されていました。
<ナザールα AR(ベクロメタゾンプロピオン酸エステル)>
<パブロン鼻炎アタック JL(ベクロメタゾンプロピオン酸エステル)>