しかし2005年生まれ、現在18歳の新成人は
8000万円も給付させられて2.3倍しか戻らない
あれ、1億8300万円も戻ってくるの? と思うかもしれないが、生涯賃金は男性で約2.7億円、女性で約2.2億円であるから、新成人は生涯賃金の30〜40%も上の世代に召し上げられることになる。これだけ給料から引かれれば生活なんてできるわけもないから、実質的にはもう破綻していると言っても良い。極論を言うと、現役世代が増え続ける社会保険料に耐えきれなくなって自殺がバタバタ出だした瞬間に年金システムは終わるのである。そしてそれはすぐ目の前に来ている。
高齢者の時代はもっと給与が少なかったって?? 馬鹿言ってはいけない。生涯賃金は上がるどころか下がっているのだ。
少なくとも1990年に60歳の人、つまりいま83歳の人と、いま64歳の人だと後者の方が生涯賃金は少ないのだ。つまりいまの高齢者の社会保障料負担は生涯賃金に対してずっと小さかった。これは間違いない。
しかもこれは退職金を含めない。昔は退職金はもらえて当たり前だったが、現在では大手企業が中心で零細には退職金制度はないのが当たり前である。
成田先生を罵倒するなら、代案をもって「こうしたら高齢化社会でもやっていける」という主張をして頂かないと、たんに偽善者が本音を言った人を非難する図式にしかならない。代案はあるのか。
どう考えてもこのいびつで破綻寸前の年金や医療のシステムは、
年金支給額を大きく減額して医療負担を増やして貰う
以外に解決策はない。ほかにあるのならぜひ主張して貰いたい。社会保険料の負担を消費税に換算するとすでに100%に達しているそうなので、社会保険料の天引きを止めて消費税を100%にしますか? 防衛費を削れ? いやいや年金の次元はそんなレベルじゃないのだ。
公共事業をすべて止めて荒れるままにして、自衛隊は廃止して侵略されるままにし、地方への交付金はなくして地方の予算を半分にして地方には崩壊して貰う。これで社会保障費とトントンである。どこかを削って捻出できる規模じゃないんですよ。年金を払いすぎているのだ。高齢者の医療負担が低すぎるのだ。偽善者たちは絶対にこれを認めない。
子どもと寝たきりの高齢者の命が同じ価値という偽善者子供と高齢者の命は同じではない。80年生きた寝たきりの高齢者と生まれたばかりの子供は比較にならないほど子供が優先されるべきというと、ワラワラと偽善者が沸いてくる。
お前の親に言えるのかって?そう言ってたし本人もわかってた。自分も常々そう言ってる。
— Isseki Nagae/永江一石 YouTube始めました! (@Isseki3) February 21, 2023