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旅に求めるポイントをはっきりさせて、お金の使い方にメリハリを
飲食店、おみやげについて
旅に求めるポイントをはっきりさせて、お金の使い方にメリハリを

出費を一切気にせず旅行できたら最高ですが、実際のところそんな旅ができるのはごく一部の人ですよね。とは言えせっかくの海外旅行で節約ばかりでは行った意味がなくなるので、自分にとって大事なポイントにはちょっと贅沢してみると、一生の思い出となる旅になるはず。
ギリシャの中でも物価の高い場所とそうでもない場所があり、たとえば島では知名度や人気の高いミコノス島やサントリーニ島はかなり高いです。特に絶景が楽しめたり観光客に人気の場所ではシンプルなトマトソースのパスタでも15ユーロぐらいするのはざら。もしもその場所が自分にとっての特別なものだったら価値はあるはずだし、逆に、自分が求めるものが「混雑してない素朴な島のビーチでただひたすらリラックスしたい」だったら無駄な出費になるでしょう。
また、旅行の時期も重要なポイントです。ビーチリゾートが人気のギリシャでは、夏がハイシーズン。7月と8月がピークになり、人の多さやホテルの値段もその頃が一番高いので、個人的には避けたいです。近年は気候変動でお天気に関しては絶対とは言えませんが、ビーチを満喫したいなら6月後半か9月前半ぐらいがいいでしょう。

遺跡巡りや観光を楽しみたいなら、夏は危険なほどに日射し強いので春がおすすめです。ただし復活祭を挟んだ2週間ほどは混雑しますので、その年のギリシャの復活祭(東方教会に属するので、日本でよく知られる西方教会のイースターとは日付けがずれる年が多いです)がいつになるか調べてから旅の予定を立てましょう。
たとえば復活祭の行事が有名なケルキラ(コルフ)島などはかなり多くの人が訪れるので、それを目的に行くならかなり早めに交通手段や宿泊施設の予約をする必要がありますし、値段も高めになります。
飲食店、おみやげについて

毎日の食事や、買って帰るお土産の出費も馬鹿にならないですよね。先に述べた通り物価は高めなのですが、当然ながら場所やお店の種類によって違います。

現地の人にも観光客にも大人気のファストフード、スブラキやギロスはおいしくてボリュームもあるので食事代を節約したい時におすすめ。ピタパンでお肉を巻いたギロピタは1~2年前は2.5ユーロぐらいでしたが、現在はアテネでは約3ユーロ。場所によっては5ユーロ近くするそうです。
基本的に観光エリアでは値段設定が高めだったりするので、特に物価の高い島などでは場所代として割り切るか、比較的安い店を求めて観光エリアから離れた村などでよさそうなレストランを探す、という選択になります。

また、ギリシャは惣菜パイやサンドイッチなどの軽食も充実しているので、軽く食事をしたい時はスナックスタンドやベーカリーを利用するとコーヒーなども安くて出費が抑えられます。スーパーやデリで売られている量り売りのハムやチーズなどは日本よりかなり安く、現地でしか食べられないものも多数。それらをパンやワインと一緒に買って屋外やホテルで食べるのもいいですね。野菜や果物も少量から買えます。
レストランも高級なお店から庶民的な居酒屋や食堂のような店まで、それぞれのよさがありますので、チープなグルメから高級店までいろいろ試してみると価格・内容的にバランスよく楽しめると思います。
お土産は、いわゆるバラ撒き用ならスーパーマーケットでお菓子やちょっと珍しいものを探すのが定番ですね。自分用に普段使いのオリーブオイルを買いたい場合にもスーパーはおすすめです。最近はアテネの中心エリアに大手チェーンのスーパーが増えていますので、旅行者にも買い物しやすいです。