目次
ロウ付けに必要なもの!
ロウ付けの要「ロウ材」とフラックス

ロウ付けに必要なもの!

【溶接の一種】ロウ付けとは?そのやり方や強度、はんだ付けとの違いもご紹介!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

耐熱レンガとセラミックボード

ロウ付けする際には、ガスバーナーなどで加熱する必要がありますが、小さなものなどは、耐熱レンガやセラミックボードの上に置いて加熱します。通常のレンガなどは、熱に弱く加熱すると割れてしまうので危険です!

できれば、耐熱レンガやセラミックボードで、小さな囲いも作ってあげると、熱が余計なところへ広がらないので、火事などの心配も少なくなります!

RZ-400

【溶接の一種】ロウ付けとは?そのやり方や強度、はんだ付けとの違いもご紹介!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

ガスバーナー(ガストーチ)

ロウ付けに使うロウを溶かすには、ガスバーナー(ガストーチ)が最適です。家庭用のガスバーナーは、ガスボンベを交換することで使える気軽なものとなっています。種類も多いので、自分のやり方に合ったものを選ぶのが最適です。

新富士バーナー パワートーチ RZ-820S

【溶接の一種】ロウ付けとは?そのやり方や強度、はんだ付けとの違いもご紹介!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

つかみ

小さなアクセサリーなどを加熱する際には、固定するための道具が必要となります。ガスバーナーから吹き出る炎は、結構勢いがあるので、軽い物だと吹き飛んでしまいます!固定には、格安のクリップを使い捨てたり、専用のつかみなどを使いましょう!加熱された母材は非常に高温なので、床に落ちると大変危険です!

GPAL-175

【溶接の一種】ロウ付けとは?そのやり方や強度、はんだ付けとの違いもご紹介!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

真鍮・ワイヤーブラシ

ロウ付けした後のフラックスや汚れを取り除くのに使います。一番いいのは、素材を傷つけることのない真鍮ブラシですが、いくつかの種類のワイヤーブラシを買っておくと、ロウ付けしたものに合わせて使えるので便利です!

TRUSCO 竹ヨージ 240 真鍮 TB-1008-40

【溶接の一種】ロウ付けとは?そのやり方や強度、はんだ付けとの違いもご紹介!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

ロウ付けの要「ロウ材」とフラックス

ロウ付けに使われる「ロウ」ですが、接着する金属によっていくつかの種類を使い分けます。

銀ロウ

銀、銅、亜鉛が混ざったロウです。ロウ付けのロウとしては、これが一番使われます。アルミニウムとマグネシウムのロウ付け以外は、この銀ロウがあれば問題ないでしょう。ロウ付けした後の色は銀色となります。

棒型の他に板型、ペーストなどの種類があります。初心者の方は、まずこの銀ロウを使って練習をしてから、本番のロウ付けをしたほうがよいでしょう!

TRUSCO(トラスコ) 銀ロウ棒 0.8X500mm

銅・真鍮ロウ

銅・黄銅ろうは、銅と亜鉛が混ざったロウです。それぞれ銅と真鍮の色なので、銅や真鍮の製品での、同種金属でのロウ付けに使われます。色は違ってしまいますが、鉄などとの異種金属のロウ付けも問題なくできます。

リン銅ロウ

リン銅ロウは、銅と5から8%のリンが混ざったロウです。銅管のロウ付けに使われることが殆どです。ロウ付けは、フラックスというロウ付け促進材が必要なのですが、このリン銅ロウは、リンの還元作用があるので、単体で使うことができます!

新富士バーナー リン銅ロウ RZ-112

【溶接の一種】ロウ付けとは?そのやり方や強度、はんだ付けとの違いもご紹介!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

アルミろう

ロウ付けの中でも、アルミだけは難易度が高く、専用のロウが販売されています。アルミ専用なので、他のロウ付けには使用しないほうがいいでしょう。色はアルミと同色の銀色です。近年では、フラックス不要のロウが販売されていて、アルミのロウ付けのレベルも下がっているようです。

新富士バーナー RZ-111

【溶接の一種】ロウ付けとは?そのやり方や強度、はんだ付けとの違いもご紹介!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

一般的なフラックス

フラックスというのは、ロウ付けの「ぬれ」を効果的に促すための促進剤です。金属表面の酸化皮膜を除去して、金属同士が接合しやすくなるのを補助します。

これがないと、ガスバーナーなどの熱で金属の表面が酸化してしまうので、ロウ付けができません。ロウ付け後には、しっかりと洗い流さないとサビの原因になりますので、しっかりと取り除きましょう!ペースト状のものや液体状のものが一般的です!

新富士バーナー フラックス RZ-200 銀ロウ用

【溶接の一種】ロウ付けとは?そのやり方や強度、はんだ付けとの違いもご紹介!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)

アルミ用フラックス

アルミのロウ付け専用のフラックスです。アルミは表面が酸化皮膜で常に覆われているので、より強いフラックスでの酸化防止が必要です。専用のフラックスを使っても接合が難しい上に、接合後のフラックスの除去が難しいので、近年では、フラックスを使わない方法のロウ付けができるようになってきています。

RZ-201

【溶接の一種】ロウ付けとは?そのやり方や強度、はんだ付けとの違いもご紹介!
(画像=『暮らし〜の』より 引用)