路面電車

(画像=『たびこふれ』より引用)
町には、かつてのコーヒー産業の繁栄跡がところどころにあり、そういう史跡を案内してくれる観光路面電車があります。スコットランド、イタリア、日本、ポルトガル、アメリカ製の路面電車です。
テーマ別の電車もあって、一つはコーヒー、もう一つはアート。電車の外装も、他と違って凝っています。コーヒー列車に乗るつもりで行ってみたら、運航は金・土のみとのことで、私が行った日曜日は走っていませんでした。ちなみに、コーヒー電車は、コーヒー博物館セレクトのコーヒーが車内で飲めるようになっています。

(画像=『たびこふれ』より引用)
私が行った日に走っていたのは、ポルトガルの路面電車。

(画像=『たびこふれ』より引用)

(画像=『たびこふれ』より引用)
出発はヴァロンゴ駅。サンパウロ州で最初に建てられた駅で1867年開通し、以前はコーヒー農園のあるジュンダイというサンパウロ州内陸部まで続く鉄道の出発点だったそうです。
所要時間は30分程度。ポルトガル語のガイド付きで、和やかな雰囲気の中、旧市街をグルっと一巡りします。とはいえ、残念ながらこの地区の建物はまだまだ廃墟が多く、どことなく衰退感が漂っていました。もっと再開発されて、さらに活気ある観光地になってほしいなと思いました。
観光路面電車(Bonde - Linha turística) 基本情報
- 住所:Largo Marquês de Monte Alegre S/N, Valongo - Centro Histórico, Santos, SP
- 運転時間:11時~17時 (火~金)、10時20分~17時(土日)
- 運休日:月曜
- 運賃:7レアル(約130円)
まとめ
コーヒー史跡巡りじゃなくても、サントスに行ったら、ぜひコーヒー博物館は行ってみてください。かなり楽しめるのでおすすめします。
文・写真・オシャラ/提供元・たびこふれ
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