海外旅行で欠かせないのは、観光やショッピングです。特にショッピングでは、日本で配るお土産や日本で買うことができないものを購入することが、その醍醐味になるでしょう。こうしたショッピングで訪れることになるのは土産屋さんや百貨店などです。でも忘れてはいけない場所があります。それは蚤の市です。ドイツの首都ベルリンには多くの蚤の市があり、骨董品や古着、そして一般のお店では手に入らないような特別なものが売られています。そこで今回はベルリンで訪れたい蚤の市5箇所を紹介します。
目次
1. 規模も大きく、種類も豊富なマウアーパークの蚤の市
2. 手軽に骨董品を買える6月17日通りの蚤の市
1. 規模も大きく、種類も豊富なマウアーパークの蚤の市

ベルリン最大級の蚤の市の一つがマウアーパークの蚤の市です。マーケットが開かれる場所はマウアーパークと呼ばれるベルリン中心部の広大な公園。そこには、かつてベルリンの壁が築かれ、近くにはベルリンの壁が当時のまま残されているベルリンの壁記念館があります。こちらの蚤の市は、多くの出店者が様々なものを販売しているのが特徴となっています。しっかりとした骨董品を売るところもあれば、ガラクタを格安で売るところもあり、売られている物は玉石混合。また周辺では一般の参加者が出店するフリーマーケットも開催され、そこでは自作の美術作品やデザイン作品などが販売されているなど、様々なものを購入することができます。このようなマウアーパークの蚤の市は、その規模や多様性から、ぜひ訪れておきたい蚤の市です。
マウアーパークの蚤の市 / Flohmarkt im Mauerpark
- 住所:Gleimstraße 55, 10437 Berlin
営業時間:土曜日、日曜日 / 10〜18時
(2020年のコロナウイルス影響で、2020年7月5日より営業再開)
2. 手軽に骨董品を買える6月17日通りの蚤の市

ベルリンのお土産に骨董品を購入するのであれば、6月17日通りの蚤の市がお勧めです。こちらのマーケットが開かれているのはベルリン中心部の大通り沿いのスペース。近くにはSバーンの鉄道の駅があり、気軽に訪れることができます。マーケットでは多くの出店者が様々な骨董品を販売しています。そこで売られているのは、器、金属の調度品、絵画、アンティークな家具など。ガラクタなどが少ないため、簡単にお目当ての骨董品を見つけることができるでしょう。蚤の市と言えば、掘り出し物探しと言うように、多くのガラクタから特別なものを見つけることになりますが、それでは時間がかかってしまいます。また次の訪問先で過ごす時間を使ってしまうことにもなるでしょう。そのため短時間で骨董品を買うのであれば、6月17日通りの蚤の市をぜひ訪れてみてください。
6月17日通りの蚤の市 / Berliner Trödelmarkt Straße des 17. Juni
- 住所:Str. des 17. Juni, 10623 Berlin
営業時間:土曜日、日曜日 / 10〜17時
2020年コロナウイルスの影響:2020年5月下旬より営業再開