跳ね橋での船の往来の様子も楽しむ

(画像=『たびこふれ』より引用)
このような特別な路面電車で訪れることができるヴォルタースドルフですが、見所は美しい湖畔の風景ばかりではありません。
終着駅近くの水門には船の移動を可能にする跳ね橋も架けられており、船の往来や橋桁の上がり下がりの様子を眺めることができるのです。水路に船が入れば、警笛が鳴り響き遮断機が下りてきます。そして橋桁はゆっくりと上がっていきます。その後に水門は閉じられて水路内の水位が変わり、船は隣の湖へと移動することができるのです。
このように「ヴォルタースドルフ電気軌道」を使った小旅行では、旧型路面電車での移動を楽しむと同時に、跳ね橋を利用した船の往来の様子を楽しむことができるでしょう。そのため船や鉄道ファンにとっては見逃すことのできない場所です。もちろん、そうでなくても美しい風景や幻想的な光景を楽しめるため、ぜひ訪れてほしい場所になっています。

(画像=『たびこふれ』より引用)
ヴォルタースドルフ電気軌道(Woltersdorfer Straßenbahn)
- 運行時間:4時台から23時台まで(2021年11月現在)
ヴォルタースドルフ水門(Schleuse Woltersdorf)
- 住所:An d. Schleuse 2, 15569 Woltersdorf
文・写真・K.Hayashi/提供元・たびこふれ
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