目次
3. カイザーヴィルヘルム記念教会
4. ベルリンの壁の記念館
3. カイザーヴィルヘルム記念教会
ベルリンは第二次世界大戦で戦場となった場所です。ベルリンの街の中心部は空襲や戦闘でそのほとんどが破壊され、多くの市民が亡くなっています。そんな戦争の傷跡は戦後の復興のために見かけることはありません。ですが1943年に空襲によって破壊されたカイザーヴィルヘルム教会は廃墟となった姿のままで残されています。
教会が建つのは街の中心部。周りにはモダンな建物が並んでいるため、崩れた塔や壁が見えるアンバランスな外観の教会は、ひと際目立つでしょう。そんな廃墟のままの建物は戦争の記憶が薄れてしまった現代でも戦争の悲劇を伝え、平和の尊さを感じさせてくれるのです。
Kaiser-Wilhelm-Gedächtnis-Kirche(ドイツ語名)
- 住所:Breitscheidplatz, 10789 Berlin

(画像=『たびこふれ』より引用)

(画像=『たびこふれ』より引用)
4. ベルリンの壁の記念館
ベルリンの壁は1961年に築かれ、街を二つに切り裂いていました。壁が崩れたのは1989年。それは東西ドイツの統一だけでなく、東西ヨーロッパの国家間の対立の終わりを意味していました。現在ではベルリンの壁のほとんどが撤去されており、残されている場所はわずかしかありません。そのうちの一つがベルリンの壁の記念館です。街の中心部にあるこちらの記念館では、壁を東西ドイツ時代当時のまま残しています。
また壁だけでなく、ポールで壁のあった場所を標して、シンボリックに境界を生み出しています。このような場所であれば、ベルリンの壁の実物を見るだけでなく、壁がいかに街を二つに切り裂いていたかを感じることができるでしょう。
Gedenkstätte Berliner Mauer(ドイツ語名)
- 住所:Bernauer Straße 111, 13355 Berlin

(画像=『たびこふれ』より引用)

(画像=『たびこふれ』より引用)