自然豊かな千葉には、その恵まれた環境を生かした魅力的な牧場が多数あります。一般に開放されているところも多く、小さな子どもから大人まで楽しむことができる人気観光地となっているところも。そこで今回は、千葉を訪れた際に立ち寄りたい、おすすめの牧場をご紹介します。
目次
千葉には牧場がなぜ多い?
観光で行けるのはどんな牧場?
千葉には牧場がなぜ多い?
牧場というと北海道をイメージする方も多いと思いますが、実は千葉県の南房総市は日本酪農発祥の地と言われています。その歴史は古く平安時代までさかのぼり、戦後時代には軍用馬育成のための本格的な牧場が開かれました。京保13年(1728年)には、八大将軍・徳川吉宗の命令によってインドから白牛3頭が連れてこられ、牛酪製造が始まったそうです。
このようにして始まった日本酪農ですが、現在でも千葉は国内有数の乳製品の産出量を誇っており、県内には多数の牧場が存在しています。
ただし、観光客に一般開放している牧場は限られているため、事前に調べてから訪れるようにしましょう。
観光で行けるのはどんな牧場?
千葉にはさまざまな牧場がありますが、すべての牧場が一般の人を受け入れているわけではありません。観光で訪れることができるのは、いわゆる「観光牧場」と呼ばれる、観光客を受け入れている牧場が対象になります。
牧場を訪れる際の注意点としては、動物とのふれあい体験を行っている牧場では、動物にさわったあとは必ず手をきれいに洗うということ。観光牧場の動物は人馴れしているケースが多いものの、やはり相手は動物ですので思いがけない行動をすることもあります。小さなお子さんを連れて参加する場合には、必ず大人がそばに付き添うようにしましょう。
また、牧場によっては犬と一緒に訪れることができる場所も。その場合も必ずリードをつけて、犬が苦手な方もいることを理解した上で、マナーを守って楽しみましょう。
ではここからは、千葉にある観光農場の一部をご紹介していきます。