目次
九度山の魅力2:九度山・真田ミュージアム
九度山の魅力3:真田庵(善名称院)
九度山の魅力2:九度山・真田ミュージアム

(画像=『たびこふれ』より引用)
九度山には真田三代が幽閉された場所として有名ですが、そのことを知るのに最も良いのが、九度山・真田ミュージアムです。2016年に大河ドラマの舞台になったことで、今まで以上に注目を集めた九度山ですが、ミュージアムではNHKの協力もあって様々な映像があり、解りやすく紹介されています。

(画像=『たびこふれ』より引用)
中に入ると、エントランスにいきなり真田昌幸・幸村・大助の三代の像が立っています。博物館は上田時代、九度山時代、大坂の陣、九度山異聞、真田伝説、十勇士伝説と別れており、また企画展示室があります。訪問時には刀に関する企画展が行われていました。
九度山の魅力3:真田庵(善名称院)

(画像=『たびこふれ』より引用)
真田庵の正式名は善名称院です。関ヶ原の戦いで西軍についたために九度山に幽閉・蟄居されることとなり真田昌幸・幸村がここに住んだといわれています。また大助が生まれた場所のようです。幸村の父・昌幸はこの地で1611年に亡くなりました。

(画像=『たびこふれ』より引用)
昌幸の死後、幸村は父の供養のために最初は森の中に宝篋印塔を建てたそうです。幸村と子の大助は、その後大坂の陣に参戦しその場で亡くなり、建物もいつの間にか消滅したようです。その後1741年になって大安上人という人が、真田の住んでいた伝承の残るこの場所に、地蔵菩薩と堂を建てました。それが現在の真田庵です。
大安上人がここに堂を立てたエピソードとして、上人が森の中にあった幸村の宝篋印塔の前に来たときに、本尊が現れて善名称院を立てよというお告げがあったそうです。