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植物散策
その他の楽しみ方

植物散策

ブラジルの巨大野外現代アート美術館、イニョチン
(画像=『たびこふれ』より引用)

緑林の香りが恋しくなり、1日たっぷり自然の中を散策できるようなところを探していたら、イニョチンに白羽の矢が立ちました。同施設は美術館でありながら、2010年に植物園としても認定されており、4,300種の国内外の植物コレクションの他、巨匠造園家、ブルレ・マルクスが、80年代に手掛けた庭などもあって、植物園としても見所満載。

前述した通り、敷地の広さは140haありますので、歩いて回るには結構体力がいります。実際、閉館時間が近くなるころには疲れて休憩している人がいっぱいいました。

私は、普段見たこともないような植物ばかりが続く道を歩いていたらテンションが上がてしまったので、疲れも吹き飛び地図を片手に珍しい植物を求めて行ける所まで歩いてみました。でもやはり時間的に限界があり、結局サボテン庭園など施設の端のほうにある所までたどり着くことができなかったので、また次回の訪問にとっておこうと思います。

ブラジルの巨大野外現代アート美術館、イニョチン
(画像=『たびこふれ』より引用)

現在、オンラインで植物園巡りができるので、興味のある方はぜひアクセスしてみてください。

その他の楽しみ方

ブラジルの巨大野外現代アート美術館、イニョチン
(画像=『たびこふれ』より引用)

私などは美術館に行くと、1つも見落とすまいと躍起になってついつい肩に力がはいってしまうのですが、ブラジルの人はもっと気楽というか、この空間の中でどれだけリラックスして楽しめるかを優先しているように思えます。

イニョチンは、まさにリラックス、脱力できる空間としても利用できるよう構成されています。

ブラジルの巨大野外現代アート美術館、イニョチン
(画像=『たびこふれ』より引用)

私も気に入ったのですが、ブラジル人デザイナー、ウーゴ・フランサによる古木を使ったベンチ。敷地内の至る所に設置されていて、歩き疲れたら休憩できるようになっています。同じ形のベンチは一つもなく、古木の味わいがそれぞれに出ていて、とにかく渋い。

また、コロナ感染防止のため、現在は閉鎖されていましたが、プールもあります。実はこれもアート作品で、アルゼンチン人ジョルジ・マッキというアーティストの作品なのですが、コロナ前は利用可能だったそうです。美術館に来て、プールに入る、奇想天外な発想に脱帽です。

ブラジルの巨大野外現代アート美術館、イニョチン
(画像=『たびこふれ』より引用)

その他、レストラン、軽食屋さん、カフェなどが所々にあり、自然を満喫しながら、食事ができるようになっています。

ブラジルの巨大野外現代アート美術館、イニョチン
(画像=『たびこふれ』より引用)

最後は、なんと言ってもお土産。美術館には欠かせないミュージアムショップで、オリジナル商品やブラジル人デザイナーによる良質のグッズが購入できるようになっています。