MF:藤本淳吾(SC相模原)

プロキャリアをスタートさせた清水エスパルス(2006-2010)では、クラブのレジェンドであるMF澤登正朗(現清水ユース監督)から背番号「10」を引き継いだMF藤本淳吾。Jリーグでは新人王(2006)やベストイレブン(2010、2011)を受賞するなど活躍した藤本も38歳で引退を決めた。今後は横浜F・マリノスのスクールコーチ就任が決まっており、指導者としてどんなキャリアを積むのかが注目だ。


元横浜FC MF中村俊輔 写真:Getty Images

MF:中村俊輔(横浜FC)

日本が世界に誇るフリーキックの名手、MF中村俊輔にもついに引退のときが来た。Jリーグではもちろん欧州各国リーグで活躍し、特に現在日本人選手も多く所属するスコットランドのセルティック(2005-2009)では、今なお英雄視されることも多い。元オランダ代表の守護神、GKエドウィン・ファン・デル・サールをはじめ、世界的な名手からゴールを奪った数々のフリーキックは今後も伝説として語り継がれることになるだろう。


元町田ゼルビア FW鄭大世 写真:Getty Images

FW:鄭大世(町田ゼルビア)

Jリーグに助っ人と呼ばれる外国籍選手は多くいるが、元北朝鮮代表FW鄭大世(チョン・テセ)が誇る規格外の身体能力と得点能力は、南米や欧州出身選手と比較しても引けを取らない。主な個人タイトルは2016年のJ2得点王及びJ2MVPのみだ。しかし、得点はもちろんボールを持ったときの存在感から、ファン・サポーターに愛された選手と言えよう。