見た目は悪いが味は良いMANIÇOVA(マニソバ)

(画像=『たびこふれ』より 引用)
「マニソバ」はまたまた登場のキャッサバが入っているのだが、今度は根ではなく葉っぱの部分を使っている。
細かく刻んで長時間煮込んだキャッサバの葉は、緑を越して黒ずんでおり、煮込んだ葉にモツなどの具材を入れさらに煮込んだものをご飯にかけて食べる一種のカレーのような料理だ。
正直見た目は今まで見た料理で一番悪く、トッピングのエビや米の白色がなければ手を出すのに勇気がいる色合いだ。
しかし、勇気を出して口に含むと、ソースになるまで煮込まれたキャッサバの葉に肉のエキスが染み込み、スパイスさを消して旨味だけを際立たせたグリーンカレーのような味わいで、米によく合うのでいくらでも食べられそうだ。
他にもVATAPÁ(ヴァタパ)やFRANGO NO TUCUPI(フランゴノトゥクピ)といった、マニソバのようなカレーに似た料理や、カニの爪ごと上げたカニコロッケに素揚げのエビと言った日本人にも馴染みあるような料理もあるので、気になった旅人は、あまり知られていない美食の街、ベレンと変わり種の宝庫アマゾン流域へ、未知の料理を求めて是非旅してみてほしい。
文・写真・syo/提供元・たびこふれ
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