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セー広場とセー大聖堂
サンパウロ誕生の地、パテオ・デ・コレジオ
セー広場とセー大聖堂
パトリアルカ広場の前を通るリベロ・バダロ通り(Rua Líbero Badaró)を南に下るとサンフランシスコ公園(Largo São Francisco)があります。公園の周りにはサンフランシスコ教会とサンパウロ州立大学の法学部の建物が建っており、

サンパウロ大学の法学部
それらを右手に見ながらベンジャミン・コンスタント通り(Rua Benjamim Constant)を進むと、セー広場に到着します。この広場にはサンパウロ市の0キロ地点を示すモニュメント、マルコ・ゼロ(Marco Zero)があります。

セー広場。真ん中に立っているのがマルコ・ゼロ(0キロ地点)
広場を見下ろすようにそびえ立つのはセー大聖堂。1913年に着工され、完成まで40年かかりました。

セー大聖堂
サンパウロ誕生の地、パテオ・デ・コレジオ
大聖堂に向かって右側にある通りを北に進むと、パテオ・ド・コレジオ広場(Largo Pátio do Colégio)に着きます。ここはサンパウロ市の誕生の地。1554年の1月25日に、イエズス会の宣教師に伝道所の設立を記念するミサが執り行われました。最初の教会はわら屋根の粗末な小屋だったと伝えられています。現在目にする白壁の建物は1970年代に改築され、サンパウロ誕生と伝道の歴史を伝えるアンシエタ歴史博物館(Museu Anchieta)として一般公開されています。博物館の地下には元々あった地下墓地もガイド付きで訪れることができます。最初に洗礼を受けたインディオの遺体もここに安置されていました。今日、遺体は全て博物館に隣接する教会とセー大聖堂の墓地に移されています。

右側が教会。歴史博物館の入り口は建物向かって左にあります。

歴史博物館の建物には気持ちの良い空間のカフェもあります。

カフェ・コン・レイチ(カフェオレ)とポン・デ・ケージョ(チーズパン)で一服。