テントやタープを設営する時に使用するペグは、長さや素材による使い分けが大切になるアイテムです。特に長さは地面に打ち込める深さに直結するためギアの大きさに応じたものが必要になります。そのため今回はおすすめのペグやおすすめの長さ、使い方などを一挙ご紹介します。
目次
風がない日でもペグは必要?
杭の種類・使い分けをご紹介
風がない日でもペグは必要?
![ペグのおすすめの長さは?万能なのは何センチ?選び方や使い分けのコツを解説!](https://cdn.moneytimes.jp/600/400/FjhHISjeJtshEulUTwbspYAaZoToVdDd/c34372ba-e90a-4790-ba36-1723abc75ace.jpg)
キャンプや登山で使われているテントは、コテージやバンガローと比べると非常に簡易的な寝床となるため風に弱く吹き飛ばされることもあります。そのため、基本的にテントはペグと呼ばれている杭とロープで固定するというのが基本です。
また、ペグとロープは前室を確保したり、均一にテンションをかけるためにも必要になります。このようにペグとロープは風がない日でもきれいにテントを張るには必要不可欠なアイテムです。
タープポールはペグで固定
![ペグのおすすめの長さは?万能なのは何センチ?選び方や使い分けのコツを解説!](https://cdn.moneytimes.jp/400/400/iPleuOvZifyedXyShupBuCEHwCWKumBO/92cee76e-8a5e-4a33-8e4d-3baf28687358.jpg)
ペグはタープを張るときにも重要な役割をはたすアイテムです。タープを張る時に使用するポールは自立できるほど太くありません。そのため、ロープとペグできちんとテンションをかけて転倒しないように押さえつける必要があります。
このようにペグは必要不可欠なアイテムとなるためテントやタープの付属品として同梱されていることが多いアイテムです。
付属品のペグについて
基本的には付属品でも問題ありません。しかし、低価格帯のテントでは強度が低いペグが採用されていることも多いため、付属品のペグが細かったり、プラスチックだった場合は曲がったり折れてもいいように使用する本数に応じて予備のペグを用意しておきましょう。
杭の種類・使い分けをご紹介
金属製ペグがおすすめ
![ペグのおすすめの長さは?万能なのは何センチ?選び方や使い分けのコツを解説!](https://cdn.moneytimes.jp/400/266/qbCZXwpRGfJaPYIkozPoewvIDsBXutWD/64bc6d34-971b-4c22-b63e-6c9f7a65f0f3.jpg)
一般的にキャンプで使用するペグは金属製のものが人気です。金属製ペグはアルミやアルミにマグネシウムなどを混ぜたアルミ合金、鉄やスチールなどさまざまな種類があります。種類ごとに重量や強度などの違いがあるため、素材ごとの使い分けが重要と言えるでしょう。
また、金属だけではなく樹脂(プラスチック)でできたペグもあります。樹脂製ペグは金属製とは使い道が少し異なるため、注意が必要です。
ペグの使い分けについて
![ペグのおすすめの長さは?万能なのは何センチ?選び方や使い分けのコツを解説!](https://cdn.moneytimes.jp/400/400/xCIAEiEPxuEArDmgLhEurSkeqMZqWhev/2bcfc59f-a5ab-4b7d-a437-12db3f6ecaa8.jpg)
ペグは地面により使い分けるか移動手段により使い分けします。例えば徒歩の場合は金属製でも軽いものが好まれアルミやアルミ合金、チタン製がおすすめです。車なら重さは大きな問題にならないため、好きなペグを使うといいでしょう。
地面による使い分けとは地面の状態に合わせてペグを選ぶということです。場所問わず打ち込める万能なペグとして鍛造ペグが人気ですが、砂地では樹脂製ペグのほうがテンションを保てます。
素材ごとの主な違い
素材ごとの違いを一部紹介します。下記のような違いがあるため使い分けの参考にしてください。
アルミ合金 | 鍛造ペグ | 樹脂製ペグ | |
重さ | 軽い | 重い | 軽い |
強度 | やや弱い | 頑丈 | 弱い |
向く場所 | 土・芝生 | 土・芝生・砂利 その他硬い地面 | 砂 硬い地面では使用できない |
価格 | 安い | 高い | 安い |