目次
【休むタイミング…】ズンズン歩く2人、グループ登山の難しさ
【下山】登山靴履いて来てよかった
【休むタイミング…】ズンズン歩く2人、グループ登山の難しさ
7合目に到着してひと休みしたらいよいよ登山開始だ。天候はイマイチだが久しぶりのグループ登山で気分は軽い。
毎回、登り始めは息が切れる。この日もはじめはペースが上がらない。
上級者のS君が僕たちをうまくサポートしてくれるが、僕だけ徐々に遅れ出す。
初めて登る山ではないし、迷うポイントもないので2人には先に行ってもらうことにした。
風は強いが霧の合間から見える景色にT君が見とれている。
その隙に追いつくのだが、とうとう最後までペースが上がらないままだった。
【予定変更】上級者の判断
樽前山は頂上に着くだけなら7合目ヒュッテから約1時間で登れる。
今回の5合目ゲートからも2時間ほどだ。
僕の予定では山の景色を満喫してもらおうと、お鉢周りをするはずだった。
しかしこの日の頂上付近はあまりにも風が強い。
登るにつれ風が強くなっていたが、稜線に出た途端に暴風になった。
頂上の看板で写真を撮った時点で危険と判断した上級者のS君の進言で引き返すことにした。
【下山】登山靴履いて来てよかった
「また来よう」と再挑戦を誓って僕たちは下山を開始した。
樽前山の登山道は軽石でとても滑る。
3人とも転びはしなかったが、下りで足の筋力を疲れさせてしまった。
筆者はこの状況を予想し、T君に登山靴を用意してくるように言っていた。
その意味が初めての登山で分かってくれたようだ。