低山で登山靴なんて必要ない。そう思っていませんか?今回は筆者を中心に初心者から上級者まで一緒に行った低山ハイクのお話。「登山靴だけは履いて来て」と言われた初心者T君の感想は?経験レベルから見る登山靴を紹介します。
はじめまして、アウトドアライターをしている「おとうさん」です。
普段は北の大地【北海道】でアウトドアを楽しんでいます。
アウトドアの経験はキャンプ約20年、登山5年、サイクリングは北海道縦断を達成。
モットーは自分にやさしく人にやさしく、自然にやさしく。お財布にやさしく(ここ大事)
そして山に入ったら、笑顔で送り出してくれる家族の元に無事帰ること。
今日も家族を熊鈴で家族を起こさないようにこっそり出かけます…
目次
【山行こう!】突然決まったグループ登山
初心者でも気軽に登れる樽前山
【山行こう!】突然決まったグループ登山
筆者は思い立ったら即行動がモットー。
この日も以前山で知り合った知人のS君と登山に行くことなっていた。
他愛もない話から「また一緒に山行こうよ」と誘ってくたのがきっかけ。
僕は先日再会した幼なじみにも「山行こう」と声を掛けられていたので、一緒に行くことを提案。
人のいいS君は快諾してくれ、初心者のT君でも登れる道南の樽前山に行くことにした。
初心者でも気軽に登れる樽前山
幼なじみのT君は隣町に在住。一方、S君は高速で1時間くらい走らなければいけない。
樽前山はそんな3人が待ち合わせするにはちょうどいい場所にある。
火山なので足元は滑るが、初心者も登りやすい人気の山だ。
景色もよく、筆者も毎年のように登っている。
【装備の違い】初心者、中級者、上級者
オンシーズンは7合目ヒュッテから登山可能だが、山開き前の今回は林道前のゲートから。
午前9時。すでにたくさんの車が停まっている。
準備は三者三様。
初登山のT君は道具が少ない。僕がアドバイスした登山靴をのみである。
毎週のように登山に出かけるS君は余裕なのかザックをルーズに背負うだけだ。
心配性の僕だけやたら装備が多く2人を待たせてしまう。
経験の差と道具の差と関係性
初心者は道具が少なく、中級者になると道具が増えだし、上級者になると取捨選択ができる。
良し悪しではなく、成長過程で試行錯誤するから楽しいのだ。
先輩後輩なら自分のせいで待たせると気を遣うが、友だちなら「ちょっと待って」で済む。
この関係性が気持ちいい。
仕事ではかかない、いい汗
7合目駐車場まで、約2㎞の林道を歩く。多少曇ってはいるが木漏れ日の中、緑が心地よい。
初対面のS君とT君もすぐに打ち解け僕無しで話している。
すると働きづめのT君が不意にこう言った。「仕事ではかかない汗だね。来てよかった」
歩くのが不安な人はトレッキングポールを使ってみよう
筆者は普段のウォーキングでもトレッキングポールを愛用している。
樽前山は滑りやすいこともあり、T君にトレッキングポールを用意するよう言ったが、効果に半信半疑。
けれど普段デスクワークの筆者がスイスイ歩くのを見て、効果があるのだとS君も感心していた。