大気汚染、エアロゾルに関するサイト

筆者が日常参考にしているこちらのサイトを是非紹介しておきたい。大気汚染、エアロゾル、汚染物質についての基本的な知識を得るには最適である。

●【SPRINTARS】 (Spectral Radiation-Transport Model for Aerosol Species) 九州大学応用力学研究所 気候変動科学分野

●【Aerosolpedia エアロゾルペディア】 (日本エアロゾル学会が運営するエアロゾル用語解説サイト) エアロゾルに関する用語解説、大気汚染に関心を持つ方々向け

さて、毎度ながらこれだけは言っておこう。

ススとり君homeの装着を強く推奨

「人にも環境にもやさしい薪ストーブ」との宣伝文句は完全な科学的虚偽であり、景品表示法違反を問えるほどの欺瞞である。

この欺瞞は、SDGsの「つくる責任、つかう責任」に対してどのように責任を問われるだろうか。

薪ストーブや暖炉、木材燃焼暖房は著しい大気汚染を起こし、欧米豪諸国では深刻な空気質の悪化と健康被害が急増している。

煙突から大量に、濾過もなくそのまま排出される有害煤煙は「人にも環境にも過酷である」ことは明白である。

法規制が無いからと煤煙を住宅地で撒き散らす結果、多数の周辺住民たちの健康に対する理不尽な攻撃性と、隣人たちを敵に回すことだけではなく、実は使用者自身に最もその害が過酷かつ速やかに及ぶことになる。

偽の環境対策のために使用者・非使用者共に地域全体の居住者の健康を損ね、或いは寿命を短縮することによる中長期的な社会的損失を考慮する必要が有る。

それでも薪ストーブ、木材燃焼暖房が「人にも環境にもやさしい」と頑なに主張するなら、以下論文を確認すべきである。

・有害な薪ストーブ ・薪ストーブ汚染

しかし、筆者は薪ストーブの完全禁止は求めていない。過疎地・極寒冷地・中山間地域・キャンプ等、生活インフラの不備な地域での使用に限っては全く問題無いと考える。

薪ストーブや暖炉は、近隣住民たちに対して煤煙悪臭さえ撒き散らさなければ、何の問題も存在しない。

排出するCO2に関しては議論の必要は無いが、その他の有害物質や臭気は除去し排出することは必須条件である。

筆者は当初から一貫して何度もこれを紹介してきた。

薪ストーブ用すす取り装置「ススとり君home」株式会社クリエ

薪ストーブの煤煙悪臭問題は、この機器の装着によってほぼ解決できる。僅か100万円である。薪ストーブを設置使用できるような人なら、この程度の費用は取るに足らないものだろう。

たったの100万円で「人と環境にやさしく」なれる。

大気汚染を防止し、多くの近隣住民に憎まれることを防ぎ、感謝される魔法のアイテムであり、今からでも遅くない、速やかに発注し装着されることを強く推奨する。

編集部より:この記事は青山翠氏のブログ「湘南に、きれいな青空を返して!」2023年2月5日の記事を転載させていただきました。オリジナル原稿を読みたい方は「湘南に、きれいな青空を返して!」をご覧ください。