目次
■車中泊する場所の選び方
■シートアレンジや広さなど車中泊前にチェックしよう

■車中泊する場所の選び方

『カーネル』編集長伝授!「今更聞けない」をなくす、知っておきたい「車中泊の基礎知識」
(画像=近場のオートキャンプ場やRVパークといった車中泊に必要な設備が充実している施設から始めて、徐々に遠くの旅へ挑戦しよう。,『男の隠れ家デジタル』より 引用)

実は車中泊において、もっとも重要な項目の一つが“場所の選定”だ。

まずは、自宅からそう遠くない場所から探すことから始めよう。

車中泊の知識に乏しいビギナーの場合、現地で装備不足に気づくことも多い。そんな時は無理に強行せず、宿に切り替えるか帰途につくことがベストな選択だ。自宅に近い場所の方がリカバリーしやすい。

またRVパークやカーステイのような車中泊専用の駐車場、車外でタープなどが使えるオートキャンプ場といった車中泊スポットがあれば良いが、道の駅や高速道路のSA・PA、一般施設の駐車場なら事前に車中泊の可否を調べよう。

さらにコンビニやガソリンスタンドが近くにあるかも重要なポイント。意外と盲点なのが、これらの営業時間。地方だと夜間は閉まっている場合もあるので注意。

●これから始める人の3ステップ

『カーネル』編集長伝授!「今更聞けない」をなくす、知っておきたい「車中泊の基礎知識」
(画像=『男の隠れ家デジタル』より 引用)

1,自宅から遠くないところ
2,車中泊が可能なオートキャンプ場
3,RVパークなどの車中泊スポット

■シートアレンジや広さなど車中泊前にチェックしよう

『カーネル』編集長伝授!「今更聞けない」をなくす、知っておきたい「車中泊の基礎知識」
(画像=足を伸ばして水平に寝られるかどうかが、エコノミークラス症候群の発生を防ぐ。(撮影/金盛正樹),『男の隠れ家デジタル』より 引用)

クルマで寝泊りするというと、どうしてもキャンピングカーを思い浮かべてしまうかもしれないが、実は一般車でも車中泊は可能だ。

ただ、どんなクルマでも良いというわけではなく、車内の広さやシートアレンジに一応の目安がある。まず、シートやラゲッジで足を伸ばして寝られるか。つまり、ベッドとして使えるかどうかだ。

さらにマットを敷いたり、改装して自作ベッドを備えつけるなど、快適度を増すこともできる。車中泊専用のマットや車種に合わせた専用のベッドキットなどもあるので調べてみよう。

それに対し、後からではどうしようもないのが車内の広さ。

何人で車中泊するかにもよるが、目安としては居住部分になるシートやラゲッジルームの長さが身長プラス15㎝、幅が寝返りを打てるというもの。

足が伸ばせないとエコノミークラス症候群のリスクが高まる。車中泊をする前に、これらの部分はしっかりとチェックして無理をしないようにしておこう。

●確認したい車の広さ

・シートやラゲッジなどで、体を水平にして寝られるか
・長さ…身長+15cm。足を伸ばして寝られるか
・幅…寝返りがうてる、幅がないのはNG