ウキなしのダンゴ釣り(紀州釣り)は、初心者でもチヌを狙いやすいと言われている方法です。そこで、こちらではウキなしダンゴ釣りの道具と方法を紹介します。仕掛けの作り方や釣果アップのポイントなどをチェックして、ウキなしダンゴ釣りに挑戦してみませんか。

ウキなしダンゴ釣りの方法が知りたい!

チヌを釣るのに最適な釣り方

チヌを狙え!ウキなしダンゴ釣りの道具と方法とは?釣果アップのポイントはこれだ!
flickrロゴPhoto by bocagrandelasvegas(画像=『暮らし〜の』より 引用)

ダンゴ釣りとは、コマセのダンゴで刺し餌を包んでから海に投げ入れる方法のことです。和歌山で生まれた方法であることから、紀州釣りとも呼ばれます。ウキなしなら、ウキありでは狙いにくい堤防の足元でも釣果を上げやすく、当たりをダイレクトに感じられると人気を集めています。

釣り方の入門知識をチェックしよう

本記事では、チヌを狙う時におすすめのウキなしダンゴ釣りの道具と方法を紹介します。必要な道具や仕掛けの作り方などの入門知識をまとめました。あえてウキなしの釣り方を選んで、チヌ釣りを楽しんでみませんか。

準備しておきたい必要な道具

柔らかめの竿

ウキなしの釣りでは、先端が柔らかめの竿を選ぶのがおすすめです。先端が柔らかければ繊細な当たりをしっかりと感じられ、初心者でもチヌを釣り上げられる可能性が高まります。また、仕掛けを投げ入れる時にラインが竿のガイドに引っ掛かるのを防ぐため、輪が小さなガイドを選ぶのもポイントです。

スピニングリールとライン、サルカン

チヌを釣る際のスピニングリールは、2000番台のドラグが付いたものを選ぶのが基本です。ラインは、遠くからでもよく見えるように色付きのものを選ぶとよいでしょう。2号程度の磯釣り用ナイロンラインなら、初心者でも扱いやすいです。また、ラインとハリスを繋げるためのサルカンも準備しておきます。

ハリス付きのチヌ針

針は、ハリスが付いたチヌ専用のチヌ針を使います。チヌ針は、歯が大きく口が硬いチヌの特性を考慮に入れ、肉を貫通しやすいよう針を細軸にして設計しているのが特徴です。また、ハリス付きのチヌ針ならハリスを結ぶ手間がないため、初心者でもすぐに準備を整えられるでしょう。

柄杓

遠くの方までダンゴを投げ入れる場合は、柄杓を使うのが定番です。釣り道具屋などでダンゴ専用の柄杓が販売されているため、遠投を考えている方は取り入れてみてください。なお、堤防の足元を中心に狙い、遠投をする予定がない場合は柄杓ではなく手で投げ入れても問題はありません。

刺し餌とダンゴ

刺し餌はオキアミを選ぶのがおすすめです。チヌの食いつきがよく、リーズナブルな価格で手に入れられるため気軽に活用できます。また、ダンゴは配合済みのウェットタイプを選ぶとよいでしょう。上級者になると自分で配合して釣りを楽しむ方もいますが、初心者が配合するのは至難の業ですので、市販品で釣りに慣れるようにしてみるのがおすすめです。