目次
AIによってなくなる仕事の特徴
 ・単純作業の仕事
 ・コミュニケーションが無い仕事
AIに代替されにくい仕事5選
 ・営業職
 ・データサイエンティスト
 ・介護職
 ・カウンセラー
 ・コンサルタント

AIによってなくなる仕事の特徴

AIによってなくなる仕事には特徴が主に2つあります。

  • 単純作業の仕事
  • コミュニケーションが無い仕事

▶AIは人間を超えるか】AI時代の人間が強みにすべき能力とは?>>

単純作業の仕事

単純作業の仕事はAIが得意とする分野です。決められたことのみを行うため複雑なディープラーニングの必要がなく、導入するのも比較的容易です。また、人間が行うよりも速く正確であるため、AIによって仕事がなくなるでしょう。AIは疲れることもないので24時間動けますし、人件費も削減することができます。

コミュニケーションが無い仕事

コミュニケーションが無い仕事もAIによってなくなるでしょう。

コミュニケーションはさまざまな場面で必要になります。チャットボットで要望を聞くこともできますが、イレギュラーに対応することはできません。やはりその場に応じたリアルタイムのやり取りが必要不可欠です。

また、コミュニケーションは人と人との信頼を深めたり、想像力を広げることができ、人間にしかできません。逆に言えば、コミュニケーションが無ければAIが活躍できる仕事は増えるのです。

AIに代替されにくい仕事5選

AIによって仕事がなくなるのは嘘?-AIに代替されにくい仕事と資格を紹介あなたにおすすめの記事あなたにおすすめの記事
(画像=出典:photoAC、『AINOW』より引用)

10年後を見据えたキャリア選択を行いたいですよね。AIに代替されにくい仕事にはどのようなものがあるのでしょう。以下で紹介します。

  • 営業職
  • データサイエンティスト
  • 介護職
  • カウンセラー
  • コンサルタント

営業職

営業職は人とのコミュニケーションによって成り立つ仕事です。商談などは信頼関係が重要になるため、AIが行うことはできません。また、個々人に合わせた対応が必要になるため臨機応変に動ける人間のほうが向いています。

さらに顧客がどんな悩みを持っているのかニーズを引き出し、親身に寄り添うことが必要とされる職業です。

データサイエンティスト

データサイエンティストとは、データを用いて合理的な意思決定ができるようにサポートする仕事です。統計解析やITスキルに加え、トレンドなどの幅広い知識が必要です。

一見するとAIの方が得意だと感じるかもしれませんが、莫大なデータから戦略や発想を生み出さなければならず、クリエイティブ力が必要となります。そのため0から何かを生み出すことができる人間が有利です。

介護職

介護職は人とのコミュニケーションが大切な仕事です。日々の生活から小さな変化を発見し、異変にすぐに気づくことが求められます。これは人間同士の対話から予測可能です。

また、要介護者にとってコミュニケーションは心を豊かにするものであり、積極的に行うべきものです。精神的なつながりが得られるため、AIに代替することはできないでしょう。

カウンセラー

カウンセラーもコミュニケーションが大切な仕事です。本音を引き出し、悩みに寄り添うには信頼関係を築く必要があります。AIにも相談に答えを出させることは可能ですが、本当に求められていることは共感と本質的な悩みの解消です。

患者が何を求めているのか心の底を理解するには、人間にしかできないでしょう。

コンサルタント

コンサルタントも顧客のニーズを引き出すためのコミュニケーション能力が必要な仕事です。本当に必要としている要望をくみ取り、課題を探す能力が求められます。

さらに聞き取った要望を解決するための発想力も必要であり、クリエイティブ力が大切ともいえるでしょう。顧客それぞれに応じたコミュニケーションは、AIが代替することはできません。