素材によってはカットもできて、おもちゃの収納も作れる
Laser Pecker 2のパワーと速度を使えばおもちゃの収納も手軽に作れてしまう。筆者の娘が最近ヒーロー戦隊にハマっているのだが、そのコレクショングッズの収納を作ってみた。
設定でG-codeを選択すると輪郭を切ってくれるようになるので、それを使ってスポンジを切っていく。第1世代では輪郭のプレビューはできなかったが、Laser Pecker 2では切る形にプレビューしてくれるので位置合わせが断然しやすい。
オプションのバッチボタンを使うと一度切った形を1プッシュで再度プレビュー、長押しでカットができる。こうすると今回のような同じ形をたくさん切る時に本体だけで操作ができて便利だ。
現在はLaser Pecker 3というモデルも存在するが、こちらは第3世代というより金属などの刻印に特化したモデルだ。レーザーが半導体からファイバー式になっていることで様々なものへ刻印ができるようになっている。
そしてすぐには手に入らないが、この半導体レーザーとファイバーレーザーの両方を搭載した最新モデル「Laser Pecker 4」も開発中とのことだ。価格は20万円ほどと少々お高いが、スライドエクステンションや新しいロータリーツールなど業務で使えるレベルとなっている。
最新モデルの登場も待ち遠しいが、ここまで実用度が高いなら価格の安いLaser Pecker 2も選択肢に入ってくる。子供の名入れから自分のオリジナルグッズの作成まで持っておけば利用頻度が高いし、このコンパクトな機械を買うだけでレーザー加工ができるようになるのは凄いことだ。今後もLaser Peckerの進化を追っていこうと思う。(ROSETTA・木村ヒデノリ)
■Profile
木村ヒデノリ
ROSETTA株式会社CEO/Tech Director、スマートホームブランドbentoを展開。
普段からさまざまな最新機器やガジェットを買っては仕事や生活の効率化・自動化を模索する生粋のライフハッカー。2018年には築50年の団地をホームハックして家事をほとんど自動化した未来団地「bento」をリリースして大きな反響を呼ぶ。普段は勤務する妻のかわりに、自動化した家で娘の育児と家事を担当するワーパパでもある。
提供元・BCN+R
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