各地を旅するように料理を楽しめる。大手町「PIGNETO」
続いては、東京・大手町のラグジュアリーホテル「フォーシーズンズホテル東京大手町」39階に位置するイタリアンレストラン「PIGNETO」を紹介したい。
活気あるローマ・ピニェート地区から名付けられた同店は、「アボンダンツァ(豊かな人生)」の喜びをテーマに本場イタリア料理を提供。皇居の森を眺めながら、リラックスして食事を楽しむことができるだろう。
同店の料理長は、イタリア各地のミシュランスターシェフが率いる厨房で技を磨いたという木川欣宏氏が務める。

木川欣宏氏
現在同店では、「VIAGGIO in TRENO(ヴィアッジョ イン トレーノ)~イタリア列車の旅~」を提供中。まるでイタリアを鉄道で巡りながら“車窓の景色を楽しむ”ように、イタリア各地の食文化が味わえるコースだ。
同コースのメニューは1か月ごとに変わり、異なる地域を紹介していく。2月は山岳地方のブレンネロや水の都ヴェネツィアを中心としたイタリア北東部の料理、3月はイタリア北部・アドリア海から、一足早いイタリアの春の味覚を紹介予定だ。

2月 鹿肉のミートソース
なお、同コースは今年12月まで提供予定だ。同店に通い、イタリア各地の魅力が詰まった料理を、旅するように味わってみては。
PIGNETO
所在地:東京都千代田区大手町1-2-1 フォーシーズンズホテル東京大手町39階
提供内容や時間は予告なく変更する場合がある。
ヴィーガン料理やガストロノミー料理を提供。銀座「FARO」
資生堂パーラーが運営する、東京・銀座エリアの店「FARO(ファロ)」。ガストロノミー料理や、ヴィーガン料理を積極的に取り扱うイノベーティブイタリアンレストランだ。
同店は、現代イタリア料理が備える伝統と先進性に、日本の豊かな食材や文化を重ね合わせ、“イタリアンの枠にとらわれない”モダンでオリジナリティーあふれる料理を提供。
日本の伝統文化を守りたいという想いから“日本の匠の技”にこだわり、多治見や有田の器、江戸切子のグラス、今治の織物など、食器やカトラリーだけでなくテーブルアクセサリーに至るまで国産品を取り揃えている。
エグゼクティブシェフを務めるのは、イタリアで2つのレストランにミシュランの星をもたらした唯一の日本人、能田耕太郎氏だ。

能田耕太郎氏
「FARO」では、同氏が「制限ではなく、新しい表現。日本の精進料理にも通じる」と語る、ヴィーガンコースに力を入れる。

能田耕太郎のスペシャリテ「じゃがいものスパゲッティー」ヴィーガン版
メニューは、8品のガストロノミーディナーコース20,000円(税込・サービス料10%別)や、8品のヴィーガンディナーコース15,000円(税込・サービス料10%別)など。
サステナブルを意識するヴィーガンの人はもちろん“美味しく食べて、体の中から美しく”を目指す全ての人に足を運んでほしい店だ。
FARO
所在地:東京都中央区銀座 8-8-3 東京銀座資生堂ビル 10階
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