気を付けたい肉球トラブル

肉球は皮膚の再生能力が低く、ケガをすると治りにくいといわれています。
特に散歩などで外出中に、尖ったものを踏んで切れてしまうなどケガを負いやすいです。
さらに室内でも肉球の病気を引き起こすことがあるんです。
ここからは、そんな肉球トラブルをいくつか見ていきましょう。
火傷(特に夏)
夏場の散歩では、肉球の火傷に注意が必要です。
太陽に熱されたアスファルトやコンクリートは非常に高温で、火傷する危険性が高いです。
火傷をすると肉球は変色し、赤く腫れてきます。
歩くことを嫌がったり、脚を引きずったり、上げたりする行動がみられる場合は肉球を確認してみましょう。
火傷をしている場合には、すぐに動物病院を受診してください。
家でできる応急処置としては、冷水や保冷剤で肉球を冷やすといった人間の火傷と同じ
指間炎
指間炎は肉球の間(指間)に炎症が起こる病気です。
指間炎が起こる原因としては、散歩中のケガ、火傷、トリミング中の傷など様々考えられます。
指間炎になると、指間が赤く腫れてしまい、熱を持って、症状が悪化すると膿んできます。
指間炎になるとかゆみを伴うので、犬が気にして舐めたり、噛むことがあり、患部はさらに傷がひどくなって症状が悪化してしまいます。
早期回復のためにも、早い治療が必要ということです。
病気
肉球に変化が出る病気として「犬ジステンパーウイルス感染症」があります。
これは接触感染、空気感染も起こす非常に感染力の強い病気で、死亡率も高く、治療を行っても後遺症が残るケースも。
肉球や鼻などの皮膚が固くなるハードパットと呼ばれる症状がみられ、発熱・咳・くしゃみなどの呼吸器症状、下痢・嘔吐などの消化器症状、結膜炎などの症状も見られます。
さらにその後、ジステンパー脳炎・けいれん・麻痺などを起こします。
犬ジステンパーウイルス感染症はワクチン接種で予防できる病気なので、1年に1回必ずワクチン接種を行うことが重要です。
犬も喜ぶ肉球ケア

犬の肉球はプニプニしていて、触っているだけでも癒されますよね。
ここからは犬も喜ぶ肉球ケアの仕方をご紹介します!
飼い主も癒されるマッサージ
肉球ケアは愛犬の健康にとって欠かせません。
肉球がかさついている場合は、肉球専用のクリームを塗ってあげましょう。
肉球マッサージは血行促進やリラックス効果が期待でき、怪我や病気の早期発見にもつながります。
▼ 肉球マッサージのやり方がこちら。
1、水で指先を少し濡らし、肉球を優しく撫でる
2、犬専用の肉球クリームを、両手の親指で塗りこみマッサージをする。
肉球と肉球の間も忘れずに丁寧になじませる。
3、足を包み込むように軽くぎゅっと握る
4、1~3を5~15分程度繰り返して行う
肉球マッサージをする時に、神門(しんもん)と呼ばれるツボを押すと、よりリラックス効果が高まるようです。
この神門があるのは、手根球の下にあるくぼんだ部分です。
肉球マッサージをすれば愛犬だけでなく、飼い主も癒されるのでオススメです。
まとめ

触ると気持ち良いプニプニした犬の肉球。
体温調節やクッション機能、滑り止めなど非常に重要な役割がいくつもあります。
肉球があるからこそ、犬は裸足で散歩をしても怪我をしないのです。
肉球は犬にとって大切な部位なので、病気やケガをしないように定期的にメンテナンスを行ってあげましょう。
提供元・FUNDO
【関連記事】
・【恐怖動画】車から雪を取り除いていたら・・・数秒後に信じられない悲劇が発生!
・これだ!子供の時から食べたかったのは!お店で見つけた“とあるものの皮”が話題に!
・【だまし絵みたいな画像】あなたはこの画像の動物の正体がわかりますか?
・【奇跡的動画】シロフクロウを撮ろうと待ち構えていたら、想像以上に凄い動画が撮れた!
・これは激オコですわぁ・・・帰宅すると、二階の窓から注がれていた恐怖の視線が話題に!