触るとぷにぷにしていて気持ちがいい犬の肉球。
愛犬の肉球をついつい触りたくなる、そんな飼い主さんもいらっしゃることでしょう。

では、この肉球にはどんな役割があるのでしょうか?
実は、肉球には犬が生活する上で重要な役割を果たしているんですよ!!

肉球とは?

犬にはなぜ「肉球」があるの?意外と重要な役目のある肉球の秘密とは!!
(画像=『FUNDO』より引用)

肉球は足裏部に見られる盛り上がった無毛の部分のことです。その正式名称は「蹠球(しょきゅう)」です。
プニプニした独特の触感があり、外側は角質層が厚くなったもので覆われています。

色や模様、形状、柔らかさには個体差があり、生息する環境に合わせて変化するといわれています。

肉球を持つ動物

肉球を持つ動物がこちらです。

・ネコ科
・イヌ科
・クマ科
・アライグマ
・イタチ科
・ネズミ目の動物(一部)
・有袋類の動物(ウォンバット、フクロミツスイなど)

など・・・

構造

通常は肉球と一括りで呼ばれていますが、それぞれに名称があります。

掌球

掌球(しょうきゅう)は、前脚裏の中央にある一番大きな肉球で、人間の手のひらに相当します。

指球

指球(しきゅう)は、掌球の外側に5つ並んでいる肉球です。
1つは他の4つの指球とは離れて位置していて、人間の親指に相当します。

手根球

手根球(しゅこんきゅう)は手首のあたりにある小さな肉球で、狼爪の少し下に1つあります。

足底球

足底球(そくていきゅう)は、後脚裏の中央にある一番大きな肉球です。

趾球

趾球(しきゅう)は足底球の外側に4つ並んだ肉球です。