4.送られてくる情報を信用しない

宅配業者を装って「荷物の再配達依頼URLを送ります」や、銀行を装って「パスワード設定をしてください」といったEメールやショートメッセージが来ても信用しないことである。

基本的に相手側から送ってくるお知らせは信用せず、パスワードリセットをしてくださいとあるなら、ブックマーク機能やグーグル検索経由でオフィシャルサイト上で真偽を確かめる。また、件名タイトルでグーグル検索をして確認するのもいい。詐欺師は大規模に一斉送信をしているので、誰かが報告を上げていることが多い。面倒だがこのくらい慎重でなければ、いつか引っかかってしまうだろう。

「今はこういう詐欺が流行っているから気をつけましょう」という呼びかけだけでは、新種の手口に対応できなくなってきている。それだけ詐欺の手口は高度かつ変化も速い。そんな中、「詐欺に合わない思考法」そのものを持っておくことで、被害にあう確率を減らすことができる。手口は違えど、詐欺の本質はいつの時代も変わらないためだ。参考になれば幸いである。

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