まあ、典型的な中国人の方達は団体でやってきて買い物しまくって短期間で帰るという印象(日本人の海外旅行と同じで、バブル期は農協ツアーさんたちが海外で悪名を轟かせました)でしたが、欧米観光客はニセコなどの高級リゾートに長期滞在してお金を使う。
買い物なのか滞在費なのか使うお金は異なりますが、中国人のみなさんの多くは中国系のホテルに泊まって中国系の家電量販店で買い物をし、デパートでブランド品を買う。つまり地方経済にはあまり貢献しないわけです。長期滞在のほうが地産地消で労働力も必要になるから貢献度は高いでしょう。
実際に現地はどうなってんのこれテキストのブログではなかなか説明しづらいのでYouTubeでの動画を楽しみにしていてください。
一例ですが、ニセコの焼肉屋さんのチラシです。
食べ放題、飲み放題で8800円。
これに120gの和牛とタラバとウニいくら丼が加わると32000円になります。
日本人だと「うえっ!!」となりそうな価格ですが、欧米の人たちは「うえっ!!何コレ安い!!」になる模様です。なんせニセコのリッツカールトンは1泊22万円ですから・・・。
編集部より:この記事は永江一石氏のブログ「More Access,More Fun!」2023年1月24日の記事より転載させていただきました。