北海道はインバウンドの聖地をデータから

日本のインバウンドはコロナ禍で激減したので2019年のデータで解説します。

まず日本全体のインバウンドはコロナ禍まではぐんぐん増えて年間3000万人を軽く突破。東京オリンピックで弾みを付けて5000万人、6000万人といくはずが、「このまま五輪やったら日本は修羅の国になる」とか無責任に脅かす専門家のおかげで無観客になって無理上がらず、大損害になったわけです。お前ら、煽るだけ煽ってロックダウンしないと収束しないとか言って五輪の途中で勝手にピークアウトした責任はどう取るんだ。

で、2019年のデータですが

訪問率だけで見ると北海道は6位です。大阪、東京の都市圏が多いわけですが、宿泊数にするとがらりと変わります。

北海道は一気に3位に上がります。これは「北海道は長期滞在が多い」ということです。

理由は簡単でして・・・全体の中で最も比率が高い中国人と、比率的にはマイノリティのオーストラリア人を見ますと

↓こちらが中国

↓こちらがオーストラリア人

で、同じアジアからの観光客ですが、オーストラリアのほうが圧倒的に長期滞在していることが分かりますよね。オーストラリア人はどこに来ているのかというと12〜1月の冬にたくさん来日しています。

基本的にはヨーロッパのスノーボーダー、スキーヤーは長野の野沢、オーストラリア人はニセコと人気が割れるとは以前にバートンジャパンの人から聞きましたが今回、ニセコとキロロに行ったらヨーロッパの人もたくさんいました。オーストラリア人はスノーボード、ヨーロッパの人たちはスキーが多いようでした。