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結論でいうとまだ復活してません。中国の一般大衆はまだビザが下りずに海外にはいけず、日本に来ているのも年収1000万以上の富裕層のみということです。したがってコロナ禍前の中国人を満載した観光バスは走っていません。
そんな中、日本を代表するインバウンドの聖地。北海道をYouTubeにかこつけて取材に行ってきました。仕事があるので突貫です。詳しくはYouTubeで2回に分けて公開する予定です。
スキーとかスノーボードしない人は分からないと思いますが、今回いったのはキロロリゾートとニセコです。キロロは新千歳から車で2時間。ニセコは3時間くらいかなあ。もちろん夏は早くて降雪時は時間がかかります。
キロロは何回かの売却を経てタイの会社でしたけど昨年に香港系のファンドが買収。最終的にはクラブメッドが取得しています。
北海道 キロロに日本で3つ目のマウンテンリゾート 12歳以上に利用を限定した大人のリゾート クラブメッド・北海道 キロロが遂にオープン!
12歳以上に限定!!!
12歳以上に限定は宿の話でスキー場は別にかまわないし、リフト券も子供用を売っています。キロロがニセコと根本的に違うのは、ニセコは4つのスキー場(ユナイテッド)+ニセコモイワリゾートなどの複合体+スノー文化の街(スイスのツェルマット的な)なのにたいし、キロロは独立したリゾートで飲食店もホテルとスキー場以外にはない点です。日本人の多くはたぶん日帰りで、欧米人は大人2名1室利用で1名1泊42000円からのオールインクルーシブ料金で長期滞在している模様です。
これにたいしてニセコは高い宿から安い宿まで揃うが、スキー場から徒歩圏内の安いのはシーズン前にほぼ売り切れになります。両方共に日本人比率は非常に低く、平日ですとざっくり数えて
欧米人 90% アジア系 5% 日本人 5%
ってとこでしょうか。土日は札幌や週末旅行に東京から来たりで日本人率は上がります。