朝日新聞が、元赤軍派のつくった山上徹也の映画を好意的に紹介して大炎上しているなど、テロ容認に近い姿勢であるのは、まことに残念である。

赤報隊による阪神支局襲撃事件で記者を殺された朝日新聞だからこそ、生前の安倍元首相と対立していたにしても、テロに対する戦いの先頭に立つと信じていたが、社内の過激派へのコントロールが効かないのだろうか。

しかも、支局襲撃事件は朝日新聞そのものへの怒りが原因だが、安倍元首相暗殺は、朝鮮半島の平和統一を願う関連団体イベントをお祝いしただけが理由だ。

いってみれば、朝日新聞がかかわる夏の甲子園大会に祝辞を寄せた人、協賛した企業、参加した球児とかに対してテロが行われたのと同じだ。良い趣旨のイベントでも旧統一教会の勢力拡大に資するからだめという人もいるが、夏の甲子園も朝日新聞は部数拡大のために開催しているであるから同じだ。

安倍さんと旧統一教会の関係については、「安倍さんはどうしてリベラルに憎まれたのか」でも論じたが、このところ、安倍さんが死んだことをよいことに、安倍氏と旧統一教会との関係について、でたらめをいっている人が多いので、国葬を明日に控え、「もし安倍さんが生きてたら、こういうように考えていた」だろうということを古い経緯を知る関係者からヒアリングしてまとめてみた。