目次
私がドイツの森を好きな理由・その2→行者ニンニク採り
私がドイツの森を好きな理由・その3→癒しパワー
私がドイツの森を好きな理由・その2→行者ニンニク採り
春になると芽吹いてくるのが行者ニンニク。ニラが入手しにくいドイツで、行者ニンニクの季節だけは、餃子やニラ玉(ならぬ行者ニンニク玉!)などを思う存分堪能することができるのです。
スーパーやマルクトで購入できますが、森に行けば、ただで採り放題!無我夢中で採り、戦利品をかかえて帰っていると、ドイツ人奥様グループに「葉っぱだけじゃなくて花の部分も食べれるわよ」とアドバイスいただきました。
そう、これって日本人だけでなくドイツ人も大好き。塩やオリーブオイルなどを合わせてペーストにするのが王道です。また秋ともなれば、きのこ狩りを楽しむ人々で賑わいます。

(画像=<行者ニンニクのドイツ語名は、Bearlauch(ベアラオホ)>、『たびこふれ』より引用)

(画像=<行者ニンニクと卵を合わせた"行者ニンニク玉">、『たびこふれ』より引用)

(画像=<松の実とパルメザンチーズもたっぷり使ってペーストに>、『たびこふれ』より引用)
私がドイツの森を好きな理由・その3→癒しパワー
森が好きな1番の理由は、やはり癒されること。雨上がりのある日の散歩。いつにも増して葉っぱの良い香りに包み込まれながら池のほとりへ。
ベビーカーを押すお母さん、おじいちゃんランナー、オリエンテーリング中の社会人グループなど、さまざまな人がのんびり行き交います。ベンチに座ってぼんやりしていると、鳥のさえずり、頭上を飛ぶ飛行機の音、魚が水面を揺らすかすかな音、ザックザックとランナーが地面を蹴る軽快な音‥‥普段なら気にもとめない音がダイレクトに脳に伝わってくるような、感覚が研ぎ澄まされていることに気づきました。
日々の慌ただしさを忘れさせてくれる穏やかな時間。ふと隣のベンチを見るとおばさんもボケーっと池を眺めていました。森は誰もが英気を養う場所なのでしょうね。

(画像=<和気あいあいと談笑しながら森を闊歩するグループ>、『たびこふれ』より引用)

(画像=<筆者と同じくらい、隣りのおばさんもぼんやりしていた>、『たびこふれ』より引用)