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競技大会
スキージャンプの種類

競技大会

さまざまな競技大会

スキージャンプの競技ルールと楽しみ方!種目で違う高さや飛距離の違いも解説!
(画像=Photo byGellinger、『暮らし〜の』より引用)

スキージャンプは雪の降る冬に行われるワールドカップやオリンピックだけでなく、年間を通して大会が開催されています。サマーシーズンには、サマーグランプリという摩擦が少ない滑走路を使用して開催される大会が行われています。サマーグランプリ、ワールドカップ共に世界各所で行われるため、選手たちは世界を転戦します。また、2年に1度ノルディックスキー世界選手権大会という大会も開催されています。もちろん、4年に1度の冬季オリンピックの正式種目でもあります。


スキージャンプの種類

飛距離によって違うジャンプ台の種類

スキージャンプの競技ルールと楽しみ方!種目で違う高さや飛距離の違いも解説!
(画像=Photo by Christopher Hsia、『暮らし〜の』より引用)

スキージャンプはジャンプ台の高さによっていくつかのクラスに分かれています。「スモールヒル」「ミディアムヒル」「ノーマルヒル」「ラージヒル」「フライングヒル」の5種類が存在しますが、オリンピックの正式種目となっているのは「ノーマルヒル」「ラージヒル」の2種類です。ワールドカップでは最も飛距離の出る「フライングヒル」も開催されています。各ジャンプ台の種類によって高さが異なるため、ポイントの基準となる「K点」の位置も異なります。オリンピックの正式種目である「ノーマルヒル」「ラージヒル」と、ワールドカップで行われる「フライングヒル」の3種類を紹介します。

ノーマルヒル

スキージャンプの競技ルールと楽しみ方!種目で違う高さや飛距離の違いも解説!
(画像=Photo byPeggy_Marco、『暮らし〜の』より引用)

ヒルサイズ85~109m、K点75~95mで行われるジャンプが「ノーマルヒル」です。オリンピックの正式種目であり、男女共に開催されるため一番目にすることが多い種目です。また、ワールドカップでは、男女共に開催されていましたが、近年、男子ノーマルヒルは観客の盛り上がりに欠けるため、男子ノーマルヒルは開催されていません。

ラージヒル

スキージャンプの競技ルールと楽しみ方!種目で違う高さや飛距離の違いも解説!
(画像=Photo bynickelbabe、『暮らし〜の』より引用)

ヒルサイズ110~184m、K点105~125mで行われるジャンプが「ラージヒル」です。オリンピックの正式種目であり、男子のみ開催されます。飛距離が出るため危険な種目であり、オリンピックで女子ラージヒルは開催されていません。しかし、ワールドカップで、年に2回程度女子ラージヒルが開催されています。日本で有名な北海道の大倉山にあるジャンプ台は、「ラージヒル」という種類に分類されます。

フライングヒル

スキージャンプの競技ルールと楽しみ方!種目で違う高さや飛距離の違いも解説!
(画像=Photo byHans、『暮らし〜の』より引用)

ヒルサイズ185m以上、K点145~185mで行われるジャンプが「フライングヒル」です。この種目はワールドカップにて、男子のみ開催されています。スキージャンプ競技の中で最も飛距離が長いため、危険度も増します。しかし、大きなジャンプ台から繰り広げられる選手たちのジャンプは、圧倒されるものがあります。フライングヒルのジャンプ台は世界に5箇所しか存在せず、なかなかお目にかかれません。日本では建築規定等があり建築できないため、生で見ることは難しいかもしれません。