セカンドストリートで買い取ってもらえないものや査定額が低くなる条件とは
状態Aのブランド品や家電であれば、ある程度まとまった買取額になります。
一方、状態Bや状態Cであれば、買取価格は状態Aの半分以下になることがあります。セカンドストリートでは以下のような条件に合致すると、買取不可、または査定額が減額となるので持ち込む前にチェックしましょう。
製造から一定期間が過ぎた家電
セカンドストリートでは買取する家電を基本的に「製造から10年以内」のものに限っています。つまり、製造から11年以上経過した家電は買取してくれません。そのほか暖房機(熱を発するもの)は6年以上前に製造された品物、プリンターは4年以上前の製造品は買取不可となっています。
また、パソコンについては、ノートパソコンはWindows XP 以前の製造品、macOS 10.6 以前の製造品、ChromeOS搭載の製造品が買取不可となっており、デスクトップパソコンはWindows7 以前の製造品、macOS 10.6 以前の製造品、ChromeOS搭載の製造品が買取不可となっています。
特定のマークや表記がない商品
家庭用圧力なべ、家庭用圧力がま、幼児用ベッド、携帯用レーザー応用装置、石油暖房機などについては、消費生活安全法上の「PSCマーク」がついていないものについては買取不可となっています。
これらのものを持ち込みたい場合はPSCマークが付いているか確認しましょう。
法令により取扱できない品物
さまざまな法令により取り扱うことができない品物も買い取ってもらえません。
広範囲に渡るため、代表的なものを列挙します。
・偽造ブランド品、海賊版DVD(不正競争防止法、商標法)
・アマチュア無線、業務用トランシーバー(電波法)
・低周波治療器、血圧計などの医療機器に該当する品物(医薬品医療機器等法)
・名前や住所が書かれた個人が特定できる品物(個人情報保護法)
衛生上の懸念がある品物
衛生上の懸念がある品物も買い取ってもらえません。たとえば使用済みの水着や下着、シェーバー、電動歯ブラシ、ウォシュレットは買取不可となっています。
状態が悪いもの
状態が悪いものは査定額減額、または買取不可となります。服であれば、ファスナーなどが破損しているものや、目立つシミや汚れ、破れがあるものは買取不可になります。
【要注意】セカンドストリートの買取の基準や査定額は地域によっても異なる
セカンドストリートの買取金額は全国一律ではなく、地域ごとの需要によって変えられています。そのため、買取店舗の地域で多く持ち込まれる供給過多の商品や、需要の少ない商品の場合は、良品であっても買取金額が大きく下がるおそれがあります。
「買取がひどい」という口コミの多くは、査定額に納得できない買取利用者によるものです。ただ、お店側から見ると、持ち込まれた商品に対し「需要がない」と判断しているので仕方がないとも言えます。査定額に納得がいかない商品だけはメルカリなどフリマアプリで個別に処分することも検討しましょう。
セカンドストリートで少しでも買取価格を高くするには?
フリマアプリに比べて自分で発送する手間がなく、店舗数が多いので持ち込みしやすいなど、セカンドストリートの店頭買取にはメリットがあります。そのため、商品によっては安くなるというデメリットがあっても、やはり店頭買取してほしいという方も多いと思います。
店頭買取の場合、少しでも買取価格を高くしてもらうにはコツがあります。
まず、ブランド・ノーブランド問わず、流行やトレンドに沿った商品やデザインであれば買取価格が高くなります。これは衣料品だけでなく、家電や生活雑貨にも当てはまります。たとえば今はキャンプブームのため、キャンプ用品が意外と高値で買い取ってもらえる場合があります。タグや外箱がまだ残っている場合は、一緒に持ち込むとさらに値段が付きやすくなります。
次に、汚れやキズ、臭いがなく、使用感が少ないものほど買取価格が高くなります。服の場合は洗濯しアイロンを掛ける、家電や家具の場合は汚れを拭き取るなどしてから持ち込むようにしましょう。
またセカンドストリートは「これから先売れるものを買い取りたい」という姿勢があります。少しでも服の買取価格を高くしてもらいたい場合、セカンドストリートが公表している以下の「お売りいただくベストなタイミング」を参考にするのがおすすめです。
・春物・・・1~2月
・夏物・・・3~7月
・秋物・・・8~9月
・冬物・・・10~12月